何かね、放置しすぎててごめんなさい
blogって忙しいと放置するしかないし、暇だと暇で書く事がないから放置してしまうよねと微妙な言い訳をしながら6月入ってから、やっとこさ2回目の日記!

雪組バージョン「エリザベート」3度目の観劇してきました。

何か何て言ったらわからない「エリザベート」ですよね、雪組の「エリザベート」って。
面白いんだけど、エリザベートに関しては有りなんだけど、皆見てる部分が違うよね
2回目観劇した時から薄々思ってたんですが、3度目観劇したらメインの方々が見てる方向違うってのが面白かったです

前回観劇した時はゾフィー@未来優希が美人なお姑さんに見えてたんだけれども、今回観劇したらゾフィーが怖いお姑さんに変化してた
何かしずしずと演じるとお姑さんの方が正しい様に感じるけど、感情が爆発するとゾフィーって怖いお母さんに変化するよね
まあ、ゾフィーが正しいと思う「エリザベート」もどうかと思うから、この変化は間違ってないんでしょうが
凄い怖い感情的なお母さんになってらっしゃいました
でも、あんまり生々しくなくてただの強大な敵であるお母さんっていう変化が私は良かったかなって思いましたよ

でもね、となみちゃんのエリザベートも凄い変貌を遂げてました
遂げてたのかわからないけれども、私にはこう見えました

私達って「エリザベート」の時代から言ったら若い人間に値するので、エリザベートの価値観にリンクできる部分がある様に思えるんですよ
ゾフィーがルドルフを鞭でうつのを古い感覚だと思うのって、今の時代の人間だからだと思うんですよ
何処の時代にも嫁姑対決があって、それって別にどっちが正しい間違ってるとかない様に思えるんですよ
でも、それでもこの「エリザベート」に関して言うのであればエリザベートの方に価値観が近いからエリザベート寄りになるんじゃないかなって思うんだけど
でも、嫁姑対決って大概若い方の子の感覚に近づけてあげようっていうのが今多いんじゃないですかね?
勿論、譲れない部分ってのはあるでしょうが
お嫁さん頑張ってるから応援してあげよう、少しぐらい間違ってても良いじゃないのってドラマとかで思ったあげれるじゃないですか

それでも、限界点ってあるよね

それはさ、お嫁さんがきちんと機能している時にだけありえる正解なんじゃないかなって思うんですよ
お嫁さん、一生懸命小さな身体で古い習慣と戦って頑張ってる
古い部分だけじゃなく、新しい部分もとりいれていこう。少しづつ両方歩み寄ればいいじゃないのってね思えるのはお嫁さんが頑張ってて、お嫁さんの価値観も理解できる場合のみよね

お嫁さんが洗剤でお米といでたら、いくら何でもお嫁さんがどれだけ頑張ってて「自分一人でご飯作るんです!」って言われたら、止めるよね
味方できないよね
それはお姑さんに教えて貰いなさいって言われちゃうよね

となみちゃんのエリザベートには何かそういう部分がある
何か若さを通り越して、それじゃあお馬鹿なんじゃないっていえてしまう所があると思う
でも、途中から凄い年齢が上がって仮面を被って生きていくようになるのよ。
表情が全く動かないの
べっ別人!?みたいなね
それは、王宮での暮らしが苦しかったからこそなのかもしれないんだけど
このエリザベートだったら、そりゃあ躾けられてしまうよっていう部分が見えてしまってそれは甘いんじゃないって思ってしまう部分が私にはあった
自由とお馬鹿は違うと思うのよ

自由に生きたいのに自由に生きれないっていうのは、その人間が理に叶ってて始めて言える部分があると思うのよ
明らかに、それは間違ってるでしょって事を言いながらそれを通したいっていうのは自由に生きたいっていうよりは我侭言ってるだけってとられちゃう様に思えて、となみちゃん勿体無いよって思えたわけですよ

で、自由に生きれなかった結果仮面を被って全てを偽って生きていっている様に見えてじれったいのよ!
っていうか、なまじフランツ@彩吹真央が良い男だからね
意地張ってないで、もう許してあげて一緒に生きていったら?
その方が幸せになれると思うよ

そう思えて仕方がないエリザベートだった
何かね、自由になろうとして意地張ってしまった子供にエリザベートが見えてしまって、何だかじれったいっていうか面倒だなっていうかそう見えたのでした
このエリザベートだったら現でも、意地さえ張らなきゃ幸せになれたんじゃないかなって思えってしまった

トートとルキーニとフランツとの比重を考えたら余計にね
何だかいろいろ矛盾も感じつつ、どんな人物像なんだよとつっこみたくなったりもしましたが、ペペル@大空祐飛が格好良かったので、良いです(良いのか?)
というかね、男役が皆格好良くみえる

主演であるラッチマン@瀬奈じゅんは普通に勿論格好良い役ですし、クリスナ@遼河はるひも普通にのほほんと格好良かった
ハリラムパパ@一樹千尋も魅力的で可愛いし、チャンドラ@越乃 リュウもお茶目で愛せるキャラだよね
男役の魅力がでる舞台だなと
いや、キャラ一人一人見ていったら「どんな人間だよ」とつっこみたくなるけどそこはファンタジーと思って楽しみました

何より、「パリの空よりも高く」を見た後だと何かねキャラクター格好良いなと思えてしまいましたよ

キャラクターで言ったらペペル@大空祐飛が一番わかんないんだけどね
でも、格好良いよ。
それに尽きると思う
ゆうひの悪役にちょっと感動したもの
しかも、「可愛い、頑張れ!」じゃなくて、「結構似合ってるんじゃないの?」っていう悪役に感動した

じゃあ、何でわかんないのかというと「あの人どういう性格なの?」と私は思った
でてきた瞬間は「ああ、詐欺師で気楽な感じのジャジーのティモシーみたいな悪役なんだ」と思ってたのよ
気楽な感じのあっけらかんとした男
でも、詐欺師みたいなね
悪い事するけど、あんまり罪悪感を持ち合わせていない感じの軟派な主に一人で行動する男なのかなと思ってたのよ
硬質な悪役じゃなくて柔らかい感じ
悪にならないと死ぬみたいな感じじゃなくて、天職だからやってるよみたいなルパン3世系な真面目じゃない詐欺師かと1幕では思ってたのよ
でも、2幕始まって過去の話になったらヤクザな男になってた
むしろギャング?
手下いっぱい引き連れてナイフまでだしちゃって、いかにも危ない橋渡ってますよっていう男
詐欺師じゃなくて、ギャングのお偉いさん的なキャラになってたのよ
むしろ柔らかっていうより硬質?

1幕では悪役だったけど、ふにゃんふにゃんしてたの。確かに
2幕は何で兄貴になってるのよ!何でそんな全面に俺は悪役ってだして損する様な事までやっちゃってるのよ

不思議だー。
いや、何となく2幕のが素で1幕のは猫被ってるのかなとも思うんだけど2幕のはかつあげに近いわよ
1幕のは確かに詐欺だけども。単純な結婚詐欺よね、王族に迫った部分以外は。
2幕のもっと大きな詐欺してるよ、やり方全く違うじゃない?
脅してとっちゃう詐欺じゃない。

別人じゃね?
2幕のペペルは人を簡単に殺しかねないよ
1幕のペペルはそういう面倒な事しないっぽいけど

いや、どっちのペペルも魅力的で私は何処までも大空祐飛ファンだから格好良いって思っちゃうけどね
スーツ似合ってるし、ナイフ似合ってるし、思ったよりターバンも素敵だったし、何より悪役だったし
座ってる時とかも、これこそ悪役って感じの悪役だったしね。部下いっぱい引き連れて入ってきた瞬間とかラッチマンと対峙してる瞬間とか悪くて格好良かったし、問答無用で悪役でした、2幕では。
1幕では小物チックだけど、それはそれでいいんじゃない?詐欺師だし。「ははははっは」という笑いは悪役っぽくて格好良いし、リタ@城咲あいちゃんと絡んでる場面何だかエセ臭くて可愛いし。
2幕の最後も何だかふにゃふにゃしてて「逃げねーよ」という場面に私はやられましたが、絶対2幕始めの彼とは別人だ
というか、何で逃げないのよ?逃げろよ!(笑)

でもね、ああ格好良いなと思える男役像だったから、まあいいかなと思いましたよ。
愛がテーマな作品で悪役のペペルの部分は箸休めなのかなと。
主演さん二人についてはまた明日。

関係ないですけど「大坂侍」も見たいなと思いつつ今からチケットとるのは無謀かなとかいろいろ考えてます
「大空さんのぶんどしチラリは似合わない」発言に大爆笑した春日祐でした
梅田芸術劇場でジキル&ハイドを見てきました

正直、あんまり好みの作品ではなかった。
素晴らしいとは思ったんだけどね、好みの問題としては趣味じゃなかったのよ

そんな、感じなので心底「ジキル&ハイド」を愛してるという方は今日のblog読まない方が宜しいです。

あんまり好みじゃなかったのはキャスト的な問題もあるやもしれない
私主演のヘンリー・ジキルを演じられてる鹿賀丈史さんがあんまり好みじゃなかったのよね
何だろう、ストンと胸に響かない感じ
歌歌ってらっしゃる時とか素晴らしいって思うんだけど、硬質すぎて好みじゃないのかな?
何か理屈っぽく感じてしまうのか、そういう役なんだけど
何だかところどころでひかっかってしまって、あんまり楽しめませんでした

3階席だったのもあって声が聞き取りづらいっていうのもあったんだろうけど

そして、もう1つの問題は私あんまり頭良くないのでお話的な部分をきちんと理解できてないやもしれない
ジキル&ハイドのハイドって何?
何処からハイドっていうワードがでてきたんでしょうか?
その言葉自体に意味があったりする?
例えば何処かの言語でハイド=悪みたいな言語だったりするんでしょうか?
ジキルは理屈っぽい1人の頭の良い男よね
ハイドはジキルの悪の部分に値するのよね?

ジキルは「精神病の父」の為に心の弱い部分、言うなれば正義と悪の悪の部分を人間から消してしまおうとする
ねえ、悪って何?
何を基準として人間の悪の部分を取り消すの?
その時点で躓いている、愚かな私

いや、考えちゃダメよ。そういう話なんだから

ジキルは、お偉い人達に「悪の部分がなくなったら戦争はおきなくなる。精神病患者で実験するから1人貸してくれ」という
恐ろしいよ!そりゃ、お偉いさん達も貸さないだろう
一生、縛られて箱の中にいれられて暮らす人なのだから、実験が成功すれば自由に生きられるのだから人を1人よこせという
その時点でこの人はちょっと気が触れてるんじゃないかって思うよな
現代の私達からすると人権問題とかあるしね

ところで、これ本当に正義と悪があって悪の部分が消えてなくなる薬が出来たら人間は使用するかな?
気持ち悪いよ、きっと
良い事しかしない人間達
でも、その基準も人間の基準だからずれたら悪い事が良い事になったりする世界
それを盲目的に信じるって事だろう
ああ、怖い

神の領域っていうか、私はもう1つこの薬の効能がわからない

正義と悪の悪って何さ?
悪の部分が消えたら、精神病患者って良くなるもの?
弱い=悪いなの?

この時点で、そりゃあ楽しめないわと思ってしまいましたよ
私、主人公の性格が何一つ理解できない
ただ、盲目的に自分の信じた世界を信じようとしてるんだなとは思ったけど
その信じている正義だって正義じゃないかもしれないじゃない

でも、終わり方は正しい
あんなに殺しておいて結婚して幸せになるのなんて許されるわけがないもの
それで終わったら、人生観疑うわ
良心はないのかってね。
人を殺しても、それは自分の「悪」の部分がしたからなんて許されるわけがない
そもそも、それを作り出したのは自分自身なんだし

ジキル&ハイドが死んで終わるのが良いと思う
私的にはもっとジキルの葛藤があれば良いのになと思う
それが伝わりづらかった
葛藤しているふりに見えてしまって、微妙だった

よくわかっていないと言ったら、何でハイドはルーシーに執着して殺しちゃうの?
執着するのは深層心理的にジキルがルーシーを好きだからよね
殺すのは?
殺す事で一番の執着を見せてるの?
ルーシーの香寿たつきさんは凄い綺麗な声で外見を考えなかったら凄い可愛かった
あんな声でるんだとびっくりした
一番、彼女に感情移入しやすかった
体を売りたくないけど、生きて行くためにそうしなければいけない女
強くあろうとする女
最後にジキルによって開放される彼女の歌が好き
可愛らしくて女の子みたいで
ハイドとの合唱も途中まで良かったんだけど、途中で不協和音を奏でている部分があって「わざとか?声質があってないのか?」といろいろ考えた
最後は彼女も殺されちゃうんだけれども、だからこそ「開放の歌」が心に響いてよかったと思う

娼婦のルーシーとは反対なジキルの婚約者エマの鈴木蘭々さんは純粋に可愛かった
何も知らないお姫様って感じがすれてなくて可愛かった
ルーシーが現実の汚い部分を知っているが、純粋で可愛い人ならエマは世間知らずかもしれないけど心は凄く強い女だと思う
ひたすらひたすら、ハイドが目覚めた瞬間すらジキルを信じている女なんだから
一途に決して穢れない女性

しかし、いろんな人に愛されてたのに何故ジキルは実験やめなかったのかしら?
人を1人殺した時点で薬を飲まなければ良かったんじゃあと思ってしまう

それでも、その実験に全てを見出してたとすればその時点で正義と悪の悪が彼にもあるって事で実験に失敗してるんじゃないかな?
しかし、ジキル&ハイドに分かれてたけどハイドが悪ならジキルは善なの?
それ共純粋に失敗なだけなの?

わかってないよ、わからないまま終わったよな春日祐でした。
考え方は人それぞれだと思う。
だから、私がこう思っていても他の人は違うのやもしれない。
そんな今日の日記です。

「エリザベート」は誰の観点から見るかで随分イメージが変化する舞台だと思う
ルキーニばっかり見てると、舞台は霞んでしまう
だって、ルキーニっていていない様な存在だし
全員と絡んでいる様でさっぱり絡んでいない存在だから、感情はルキーニのものしか伝わってこない
彼から見た舞台は何処までも黒ずんでそうだしな

そんな、エリザベートを私は3回観劇する予定だ。
もう前半に1回、中盤に1回行ってきた。
6月17日にもう1度観劇する予定が最終予定。

1度目はただ、ルキーニだけを見つめていた。
というか、あまりのルキーニの美しさに目が離せなかったというのが本音かもしれない。
それぐらいきむちゃんのルキーニは美人さんだ

2度目はだから、意識して舞台を見てた。
客観的にあんまり何も考えずじーっと舞台を見てた
すると、1度目見た時もうすうす感じてたんだけど、私今回のエリザベート@白羽ゆりをどうも愛せないのよね
別に私はとなみちゃんが嫌いでは全くないんだけど、何だかエリザベートがすとんと来ない
というか、となみちゃんのエリザベート何だかお歌が凄く苦しそうに聞こえてしまうのよね
特に子供時代が「ねぇ、パパ一緒に〜」あたりに違和感を感じてしまい「うーん」と思ってしまうのよ
容姿はね、凄い可愛いんだけどね
いっぱいいっぱいなんだろうね

そのいっぱいいっぱい感が何だか無償に腹がたつ感じが私はしてしまう

たぶんね、ゾフィー@未来優希がねすとんときちゃったからだと思うんだよね
今までゾフィーってエリザベートにとっては最大の敵にしか思ってなかったのよね
姑だし、お嫁さんにとっては嫌な存在
頭が固くなってしまった、嫁のあら探しする嫌な存在
つまり、エリザベートにとっては最大の敵

でもね、となみちゃんが凄くいっぱいいっぱいに見えるから、ゾフィーが凄く正しく見えるのよ
何ていうか心にすとんとゾフィーが落ちてきた
嫌な存在ではない人に見えてきた
月組版や東宝のゾフィーってね、エリザベートが気にいらない存在だったから、ああいう処置にでた様に見えてたんだけど未来さんのゾフィーに関しては違う様に見えた
落ち着いてて綺麗なお母さん
彼女もそうされて来た様に、ゾフィーは此処をただ愛してるんだなって思えた
別にエリザベートが粗野で嫌いだから対立したのではなくて、皇后としての地位にずっと胡坐をかいてしがみつきたいのでもなくて、ただこの場所を愛していて守りたいからこそエリザベートにきつい態度をとったんだって思えたのよ
もし、エリザベートがゾフィーの様にこの場所にとって素晴らしい存在であれば、何一つエリザベートに言わなかったんじゃないかなって思えるゾフィーでした
本当に優秀なお母さん
今までの伝統や歴史を必死で守ってきた美しい女
そういう存在に見えてしまって、そしたらいっぱいいっぱいのエリザベートなんてただの小娘じゃない?
そんな小娘をどうにか使える様に頑張ろうとゾフィーはしてたのかなと。
決してエリザベートに対して、始めの場面では何の愛もなくて指導したわけではないんじゃないかなと思えましたよ

1度目見た時より断然ゾフィーは2度目の観劇時の方が落ち着いてた
彼女は揺るがない

だからこそ、エリザベートと対比していた
ただ、そんな揺るがない強い存在にあんな可愛いお嬢さんが全力で戦いに行っているんだと思うとそこは何だか不憫に思えた
月組版も東宝版もエリザベートは男役だった人が演じていた
雪組版で私は始めて娘役さんのエリザベートに出会った
そこで、初めて思ったのはこんなにエリザベートっていっぱいいっぱいで小さくて弱弱しい存在なんだって事だった
だって、あさこさんも一路さんも大きかったんだもん
自分で歩いて行けそうだったんだもん
一幕の子供の頃なんて仮に姿
二幕にいくためのステップよって感じがしてたのよ
「わたしだけに」も非常に力強くて、運命なんかに負けません
死?死になんか負けるもんか?力は拮抗してるわいって感じに見えたんだけど、となみちゃんはいっぱいいっぱいで小さくて可愛くて、周りがさっぱり見えてなくて、あのゾフィーに対してはもしかしたら従ってた方が誰にも迷惑かけなかったんじゃあっていうはっちゃけぶりが、良くも悪くも女の子だった

ああ、「エリザベート」ってこういう話だったんだなって思えた

でも、もうちょっと余裕ができたらさらにいいな
本当に周りが見えない程、となみちゃんエリザベートはいっぱいいっぱいだと思うよ

そういえば1回目観劇の時となみちゃんがスカートを階段にひっかけてそれをかなめ君がとってあげてた
だから、しばらくパレードの時に列が進まなくて、トートの列の方の人だけがずんずん進んでたよ
ああいうアクシデントって焦るよね
しばらく、どうにか一人でちなみちゃんがしようとしてたんだけどしゃがみこむ事も出来ずかなめ君がどうにか手伝ってた
その後エリザベートの方の列は物凄い勢いでずんずん進んでいましたよ
怖いだろうな、あそこ早足で進むの
お疲れ様です
私、今回の「エリザベート」で結構ヴィンディッシュ嬢@天勢いずるが好きやもしれん
ちっとも、安定してなくて不安感ありまくりなんだけど綺麗で何処かにいってしまいそうなヴィンディッシュ嬢が好きなのよ
月組バージョンはもっと感情的で痛々しかったんだけど、いずるんのはあんまり痛くはないのね
それが良いのかどうかはわからないけどね
ヴィンディッシュ嬢は精神病患者だから、もっともっとよって思われる方も多いみたいなんだけど私は逆にあの儚さが好きだった
狂っている様に見えるのかどうかはわからないけど、何処かにいきなり消えてそうな部分は「ああ、普通の人とは違うな」って思ったのよ
何か紙の上にいる美女みたいなのよ
紙の上にいる美女が実際にいたら、絶対気持ち悪いと思うのよね
そんな感覚
物凄い壊れてしまったのではなくて、ちょっと人と価値観が違う存在
そして、凄く実は脆い存在にヴィンディッシュ嬢が見えて結構いずるんのヴィンディッシュ嬢が好きよ

でも、まあ私はあんまりヴィンディッシュ嬢に比重を置いていないからそう言えるのやもしれないけども

好きといえば「最後のダンス」でトート様が熱唱している場面で凄い目についた黒天使がいた
目についちゃいけないのやもしれないけど、凄い目につく黒天使だったのよ
私雪組詳しくないから誰かはわからないんだけれども、そしてそのお方が目につきすぎて他の人の表情をきちんとは確認できなかったんだけど
他の人が無表情で踊っている場面でその人は極悪な笑みを浮かべていたのよ!
うわ〜格好良いっておもいましたよ
いや、いいのかわかんないし、もしかしたら他にも極悪な笑み浮かべていたのかもしれないけれども
とりあえず、その人は滅茶苦茶極悪な笑顔だったのよ
そして、時たまジャニーズのバックダンサーがそうする様に口が動いてるのよ
歌ってる?歌ってるの?
極悪なその笑顔でトート様と同じ様に歌ってるんだ!?
意外にも私はOKでした
むしろ、釘付け!
隣の人がなまじ無表情な者だから余計に面白かったです
黒天使が何人かいるのはトート様の何かをつかさどってるのかなとか想像してしまいました
きっと、こいつは邪悪な部分の象徴なんだろうと1人で想像して格好良いとメロメロになりましたよ
でも、他の場面では全く気付かなかったです
所詮付け焼刃に惚れただけだったみたいです

気になったのは死刑囚の母が・・・あんまり必死さが伝わらない
月組が「ご慈悲をぉぉぉぉぉ!」って凄かったからかもしれないけれども、何か物足りないわ

雪組のエリザベートは凄い綺麗だし凄く安定している様に感じるんだけれども、何だか妥当で小粒な感じがするのよね
それが悪いのではなくて「もっといける!」って感じた部分もありました
薄いとは違うんだけれども、凄い綺麗なんだけれども綺麗にまとめすぎちゃった様に感じてしまう部分がありました

でも、後半に向けてどんどん良くなっていきそうなので凄い期待しています!
綺麗だからこそのえげつなさを期待!
エリザベート観劇してきました。
思わず音月桂に釘付けになり、それしか書けてません。
愛が爆発してしまい先走りましたが、他にも感じた事があるはずなので忘れないうちにトート@水夏希の事を書いておきます

でも、これは良い事なのか悪い事なのか微妙なのでちかちゃんの褒め言葉しか聴きたくないっていう人は読まない方が良いです。

水夏希のトート様はアニメキャラだね
濃い、そして薄い
2次元で生きていた生き物が三次元に来てしまった違和感を感じてしまう
2次元のキャラを見て私達3次元の人間は「きゃー、格好良い」と感じる事はあるけれども、実際にいたら凄い違和感を感じると思うのよ
そんな感覚に陥ったトート閣下でした

そして、私が感じた事はトート閣下の性別がわからない
トートは死なので性別なんてないのかもしれないけれども、今まで宝塚にいたトートは確かに男性だった様に思うのよ
でも水夏希のトートは非常に性別のボーダーが低い気がする
というか男として宝塚の男役が認識するのは、娘役を愛しているという部分もあるんだと思うんですよ
男役が娘役を愛していて、その包容力が男性の部分を現していたりするのだと思うんだけども水夏希のトートは、そんなにエリザベート愛している様に見えないのよね
そして、トートという生き物は特別に男性を意識して作られていないものなんだね
死なんだから、人間とは捉え方が違うから当然なんだけれども非常にボーダーが低い役
今回鬘がお姉さまにいそうな鬘だから余計になのだろうけど、エリザベート@となみちゃんの顔を撫でたりしているトート閣下が非常に女性らしくも見えた
女同士の恋愛っぽくもあり、倒錯な愛っぽくもあり、2次元ならいるじゃない?女よりも美しい男っていう設定
性別のボーダー感じないキャラクター

そんな印象を受けましたよ

トート様が人間の男に似た感情を現さない事でルキーニ@音月桂があんなに壊れているのにきちんと人間の男に見える
トートは本当にこの世界にはいない存在なんだなと認識したトート閣下だった

私は面白かったけど、宝塚の「エリザベート」が好きでロマンティックが大好きでそれを見たいがために見に行くっていうなら今回のは違うと思う

私は最後までトートからエリザベートへの人間としての愛は感じなかった
エリザベートからは感じた
死を持ってようやく幸せになった女の姿を。
愛おしそうに死に目をやるエリザベートを見た。
彼女はトートが出会った時に戻っていた様に思える

でも、トートからは人間としての愛は感じられなかった
「死」という存在が女性に執着するのだから、それは愛だと思うのよ
でも、トートは「エリザベート」だけを愛しているのではなく他にも人間として愛しい存在があるんじゃないかなと
数多いる人間の中で愛しい存在の一つではあるけど、究極の愛でただ一つの愛とは違う感じがした

だって、私が見た時トート@水夏希はエリザベートを労わる様に思う様に見つめてエリザベートと目をあわすんだけど、次の瞬間邪悪な笑みでエリザベートを抱きしめたまま笑ってるのよ
やっと、俺様の手の中にきた
それが当然の様にエリザベートには見えない瞬間にそんな笑みを浮かべるのよ
楽しくて仕方がないっていう鬼畜な笑みを。

そして、次の獲物を探すのかなって思いましたよ

まるで、だってゲームしている様なんですもの
自分の手の中にいる小鳥を一度放してやって、ずっと追いかけてるの
いつでも、殺せるんだけれども殺さずに気配だけだして甚振ってるの
愛してるというより執着している
小鳥がたまに自分を傷つけようものなら、自分が悪いのに不機嫌に冷たい目で見るの
気にいらないってね
飴と鞭じゃないの
鞭しか与えないの
鞭打ってじわじわ自分の方に来るしかない様に選択肢を与えている

愛ではないでしょう。
愛っていうにはあまりにも冷たすぎる
愛っていうには酷すぎると思う

他のトート閣下からは嫉妬とか葛藤が感じられたけど、同じ行動をしても水夏希のトートからは自分が気にいらないから不機嫌だから壊してしまおう
愛からとった行動か否かで印象も違ってくるんだなと思いましたよ

また、次の愛を探すのかな?トート閣下は。
随分、今回は執着したけれどもきっとこのトート閣下にはnextがあるよ
ああ、救われないエリザベート。
でも、彼女はトートを愛している。

あっ、水さんのお歌私は比較的大丈夫な人です
ただ、ルドルフと一緒に歌ってる時が声質がどうもあってない様な気がして気持ち悪かったけど単体だとそんなに酷くはないんじゃないかしら?
ただ、2回程失敗したけど
1回は声がぶれた
伸ばしてる時に綺麗にのびず、ぐわわっわって感じになってた
そしてフィナーレにやらかしてた
最後の最後に声ひっくりかえしてた

ああ、ちかちゃんだなと思いました(失礼)
堪えきれずに当日券で思わず、雪組公演「エリザベート」を観劇してきました
「エリザベート」大好きです、ええ。
出会いは東宝「エリザベート」でした。
だからか、私の中での「エリザベート」のイメージは東宝。
黒天使はトートダンサーズのイメージが強いし、「闇が広がる」はトートが低音を歌っているイメージである。
トート、ルキーニは凄く力強いイメージがあって、ロマンティックというより「エリザベート」はえげつないイメージの強い作品でした。

じゃあ、宝塚の「エリザベート」はダメだったのかというとそんな事はなくて、ご贔屓組の月組でエリザベート。
ご贔屓のルドルフ。
楽しくないわけがない!
物凄い通いましたよ
だって、こんなに安定して楽しい作品って宝塚じゃ稀じゃないですか
見る場所がいっぱいあって、作りこまれてて音楽に身を任せてるだけでも楽しい公演
見た目も綺麗で、いろんな役があって宝塚だからこその耽美さもだせる公演
大好きです

この2つの思い入れが強かったので、雪組はご贔屓がいるわけでもないしそんなに楽しめないかなと思ったんですよ
公演としては楽しめても、1回見たら「もう、いいや」ってなるかなと。
違いました

私、明らかに音月桂にはまりかけている。
「堕天使の涙」「タランテラ」でね、好きなのはわかってたんだけど、私こんなに音月さん好きだったんだってぐらい凝視してました
たぶん、ルキーニがでてる場面はルキーニしか見てなかったと思う
もとからルキーニという役が大好きなんですよ、私
でも、宝塚では役が好きっていうのとはまた別にご贔屓が好きっていうのもあるので、月組バージョンではただルドルフにときめいてました
きりやんのルキーニも大好きだったんだけど、それ以上に大空祐飛にときめいてしまってたの

だから、ルキーニが私好きっていうの忘れかけてたんだけど雪組バージョン見て思い出した
東宝で高嶋さんをずっと見つめてた
狂言回しの役で、本当にある程度以上の実力がないと振り回されてしまう役
毒が強くて良い人にしてしまうと存在をなくす役
ルキーニ
それを音月桂がやる、配役がでた瞬間は「ルドルフじゃないの?」とも思ったんだけど今の雪組だったらルキーニが出来るのは確かにきむちゃんだろうなとも思いました
黒いしね、あんなにえげつない笑顔をあんなに綺麗な顔でする人

顔だけじゃないよね、真ん中にいつもいるけどそれが当然だと思える人

そんな音月ルキーニはまだやはり小粒だよね
あんだけ伸ばしてて、「その感想かい」と言われそうだけど人間は初見のイメージが強いのよ
だから私の中でのルキーニは高嶋さん
男の人のあの力強いえげつなさに勝てるジェンヌさんってそんなにいないと思う
トートやルドルフは初見のイメージとはまた別で、ジェンヌさんでもありかなって思う
それは女性でも耽美さがでて違う意味で生きてくるけど、ルキーニはえげつなさがあってこその生き物だと思うから
そういう意味では高嶋さんに勝てるルキーニは私の中では生まれなさそう

とは言っても、私は完全に轟さん、りかさん、わたるさんのルキーニは知らないので何とも言えないんだけども

でもね、それでもきむちゃんのルキーニには今までないルキーニが見えた
何ていうか愛らしいジャニーズの様なルキーニなのよ
外見が「何じゃそりゃ!?」っていう様な美しいルキーニ
私雪組公演のルキーニはそりゃあもうもてるルキーニだと思う
女侍らしてても当然だと思う、もてるわ君はと思うのよね
どれだけえげつなくきちがい的な笑いをしてても、この人なら恋に堕ちるかもしれない
そう思えるルキーニ

そして、此処からは私がそう見えただけなんだけどきむちゃんのルキーニはフランツ@彩吹真央を軽蔑してそうよね
エリザベートを愛しているのかは私にはわからない
エリザベートに対しては常にけたけた笑ってる
ただ、壊れたお人形さんの様に
でも、フランツがエリザベート@白羽ゆりに対して見捨てる様な発言をしたり女にとって悲しいと思える様な事をフランツがした瞬間、ルキーニがはんって鼻で笑ったり憐れんだ顔をするの
「わかってないな」そう言いたげにフランツを見てるの
時々エリザベートにルキーニが同調して私には見えた
ただ、何ていうか完全な同調じゃなくて何年も経って取り返しもつかない事をした時の事を皮肉たっぷりに話す瞬間のその人の心情をイメージしてる様に思えた
ルキーニはエリザベートで、だから弱い昔の自分をけたけた笑い、自分を見捨てたフランツを皮肉と軽蔑した瞳で見る
ルキーニに時が追いつく事はないから、エリザベートは常に皮肉にけたけたと笑われてるの

勝手な私の解釈なので、こんなの違うって思う方は引き返してね
「エリザベート」においてのルキーニの解釈って難しいね
いや、トートも凄く難しいんだけど

ルキーニはトートとは違って生身の人間だからこそ、きむちゃんのルキーニは人間ではあると思う
人間じゃないだろうっていうルキーニもいるけど、きむちゃんのルキーニはきちんと人間だと思う
完全に狂ったのはエリザベートを殺した瞬間に見えた
それまではけたけたと自分の過去を笑うエリザベート自身に見えた。
道化になりきっているエリザベート
心を何処かに隠しているエリザベート
それでも、まだきちんと生きてて人間としてルキーニは過去を皮肉げに笑っていても機能している
コップを盗られた女の子に優しく笑ってあげる事のできるルキーニ
気まぐれでも隠された優しさを持つ人
生身の人間

それが、エリザベートを殺した瞬間完全に壊れる
糸がきれた様に発狂して笑い出す
凄く楽しそうに、必死に。

過去を壊したのかなと思いましたよ
全部全部、自分で壊して逃れてしまうの
ナイフで過去の自分を殺してしまうの
それでおしまい

テロリストではないく自殺者の様にルキーニが私には見えた
ルキーニがエリザベートなのかなと。

自分を救うのは何処までも自分で、救いであるルキーニ。

しかし、綺麗だったな。
最後のフィナーレがまたたまらなく綺麗でね
歴代のルキーニの中でたぶん一番美麗なルキーニよね
歌いながら降りてきた瞬間どうしようかと思ったよ
今まで何でルキーニは会談降りてくる瞬間えげつない格好しないんだよと思ったけど、今回に限り「いいんじゃないの」と思ってしまいましたよ
あれが、ルキーニの本来の姿なんじゃないのかと思ってしまいましたよ
ああ、不覚

絶対、また行きたくなるわ・・・やられたわ。
関係ないですが、私89期好きなんですよね。
勿論、注目しているりずちゃんがいる期だっていうのもあるんですが皆綺麗でしょう?
可愛くて粒ぞろいっていうのがね、密かな(勝手な)自慢だったんですがね
ああ、ついに月組89期からも退団者がでてしまった
おうおうおう
姫咲ひなのちゃん
私、この方舞台にいるとすぐ見つけられるの
目がね特徴的で、「あそこだ!」とすぐ見つけられる娘役さんだったの
月組の89期はみりおちゃんやねねちゃん、れみちゃんなど活躍している可愛い娘が多いので、密かにりずちゃん同様あんまり役がつかない(酷)89期仲間を応援していたんだけどね
しょんぼり
勿論、その人が決めた退団時期があるので仕方がないんだけれども寂しいな
「大阪侍」の観劇予定が今の所ないので最後の舞台は私CSでしか見れないと思うんですけど、最後まで頑張って欲しいな。

月組から他にも3名も退団者様がでちゃうんですね
ああ、寂しい



それは置いておいて星組公演2度目見てきました
余裕がでてきてて、前回見た時より安定してて良い感じでした
私「さくら」のお内裏様である柚希君が「私はさくらを憎む」と歌った後で右大臣左大臣が歌いだすんだけれども、そこが濃くて好きだわ
ああ、ぎんぎら星組っていう歌い方なのよ
柚希君も余裕がでてきてて力強くて格好良かった
パーソナルブック格好良いよね
目力強し
ああ、男役なんだなという写真の撮り方で力強くていいね
トランクに入っちゃう写真が私的に何だか男らしくて、好きだわ

「シークレット・ハンター」はね、一回目よりきちんとわかって見れたのは良かった
そうか、セルジオ@柚希礼音&マックス@涼紫央&クリス@綺華れいは壺を持っている人達の正体をわからなくするために、一芝居打ったのね
しかし、形勢逆転したのなら逃げるんじゃなくて警察に引き渡すんじゃあとか考えてましたよ

でも、此処の小芝居三人共のりのりで大好きだ
マックスがさりげに格好良く「待て、行くぞ」って言ってるのにときめきました
私今回、凄く涼さん好きかもしれない
涼しい顔で美味しい所さらっていくのが、無償に涼さんのキャラとあってて格好良いわ
例え、来ているお洋服がださかろうとも!
何でそんな目立っちゃうお洋服
何でその色の上着にその色のお洋服あわせるのよ、目立つじゃないって思ってるんですが言えません
皆、マックスには「そのお洋服ださいよ」とは言えないんでしょう
だからボディガードなのにあんなに目立っちゃう服
クリスあたりが言ってあげればいいのに
クリスもサーモンピンクのスーツなので格好良いけれども、目立ちますが
でも、横で涼さんが凄い色の服着てるので目立ちません

私が観劇した時だけかもしれませんが最後の場面で涼さんにゆかりちゃんぎゅって抱きついてません?
凄い特に何の必要性もないのに抱きつくのは何かのサービスですか
私的には逆がいいな(げふごふがふ)

今回見てて思ったのは「何か自分だけの特別な物が欲しいから」(あやふや)という台詞にたいしてジェニファー@遠野あすかの「じゃあ、それが見つかったらこの仕事をやめて」って何か凄い不思議
泥棒してなきゃ「自分だけの特別な物」って見つからないの!?
例え、ダゴベール@安蘭けいがそう思ってたとしてもジェニファーはそれに同調しちゃダメでしょう?
止めてあげなきゃ!
さらっと泥棒認めちゃったよ
そんなヒロインですが、可愛いから良いのです
あんな娘はおらんけどいいのです、可愛いから

ちえちゃんととうこちゃんの絡みも濃くなってて、ちえちゃんがえせくさくなってて私的には良かったです
結婚式の場面でさらっとマックスがダグの母の肩にずっと涼しい顔して手をあてているのもつぼだわ
すずみん&ちえちゃんコンビに期待しちゃうわ

最後のダンスもねちえちゃんは何だか役をひきずってるのかぎんぎらしてて、すずみんは凄いクールで、しいちゃんは始終笑顔で、和君は凄い真剣なのが何だか個性がでてて好きだわ

ああ「さくら」「シークレット・ハンター」楽しかった
次は「エリザベート」
どきどき期待しちゃうわ〜。
今年は役が少ない公演が宝塚多いよね。
「パリ空」に始まり「明智」で、「シークレット・ハンター」と続く、んであんまり「エリザ」も役は多くないよね
「バレンシア」は役多いのかしら?

出来れば役はいっぱいある方がいいな。

「シークレット・ハンター」をそう言えば千秋楽前にもう1度行きそうです。
この前は初日近かったので、楽前はもっと熱くなってて楽しそうです
楽しみ、にっひひひ。

そんな「シークレット・ハンター」で礼音君を悪役にしなかったのは、やっぱり兼ね合いかしら?
いっきに2番手2番手にしちゃダメだったのかしら?
それ共、しぃちゃんの方があってると踏んだうえかしら
ちえちゃんは一生懸命とうこちゃんの仕事仲間を演じてましたよ
おちゃらけた男セルジオ@柚希礼音
主人公であるダゴベールは凄腕だし根は良い奴だけれども、主人公にありがちな貧乏くじをひく面倒臭がりやさん
テンプレよね、主人公はたいがい貧乏くじを引くもの
ルパン三世のポジションよね、凄い優秀だけれども最後はふじこちゃんに盗られちゃって、貧乏くじひいてたりする
セルジオはそんな主人公の仕事仲間、主人公であるダゴベールが損をするのに対して彼は絶対得をする役な気がする
ぞくに言う美味しい人
そして、美味しい役
しかし、彼は何者なんだ?
何で、泥棒の仕事仲間で王国のボディガードと関係を持ってたりするの?
むしろ、泥棒って国の敵だったりするんじゃあない?

すんげー謎な人

マックスとは幼馴染(だっけ?)とかで良いけれども、そんだけマックスに頼られてる人なの?
まあ、そこはそこで美味しく楽しく妄想すれば良いけれどもね
二人で一芝居打ってダゴベールだます時がのりのりに二人共じゃれあってて可愛いのよ

マックスの笑顔がね、セルジオを信頼してるって感じでね可愛いの
セルジオは凄いうそ臭いのにね
きっと凄い口八丁なんだろうね
んで、マックスの信頼があったから国王様に信頼されたのかな?とか勝手に考えてます

私的なセルジオ&マックスのイメージは不真面目な生徒会長と真面目な副会長
不真面目だしさぼるんだけれども何故か人気抜群で先生に信頼されてる俺様生徒会長とそれによりそうサポート万全な優秀副会長
ダゴベールさんは、一般生徒なのに何故か目つけられた優秀な不良生徒っぽいよね
「俺はさぼるんだよ」って屋上で昼寝してるのを見られて、先生にチクるよとセルジオの手伝いさせられてる貧乏クジ不良少年

児玉先生の作品はキャラは濃くて楽しいな
話よりもキャラ!って感じがびしばし伝わってきて好きよ

マックスに寄り添うボディガードクリス@綺華れいもインテリっぽくて綺麗でね、いいね。
融通きかなさそうなのに、マックス&セルジオとのりのりでダゴベールをだますために小芝居してるしね
一番嘘は苦手そうなのに、一番演技派よね
お茶目で楽しそうだな
今回ゆかりちゃんは眼鏡スーツですよね
マックスに付き従う冷静そうな感じが格好良くて良いです
良い役ついたね、ゆかりちゃん
涼さんと共に涼しい顔してるのが凄いにあってて格好良いわ
二人揃って星組のクール担当だね

逆に熱いのは刑事役のイグナシオ@和涼華とアナ・マリア@南海まり
宙組時代には考えられないぐらい和さん熱いよね
星組組子になったね
今まであんなにおらおらおらおらな役してないもんね
宙といえばナチュラル、俺は格好良い男役以外しないよ、だって路線だもん、汗なんてかかないさって感じだったけれども今回はねしっかり星組の男役さんになってました
髪型も男らしく意識した故にあれよね?
いいじゃないですか
綺麗だし、星組の熱い感じがね顔にもあってる気がした
マシンガンぶっぱなして、それが楽しそうで良かったよ

アナ・マリアは可愛いよね
つんでれだよね、絶対
「あっあんたなんか嫌いなんだから、ふーん」って感じよね
セルジオ&マックスが会長&副会長ならアナ・マリアは絶対学級委員長よね
不良なダゴベールを叱る口実に追い掛け回す役
「わっ私は委員長だから、あんたが悪い事してるから追いかけてるんだからね」ってね
可愛いな
女の子のツンデレって可愛いよね
でも、正統派な可愛らしい転校生に不良君はいとも簡単に公正され、凄い悔しがる委員長
「悔しいなー。」とか言いながらも最後まで良い人

私はイグナシオとできちゃうと良いと思うよ
弟分だけれども、結構良いコンビだしアナ・マリアは姉貴気質だと思うしね

ああ、児玉先生ってやっぱりキャラ重視だよね
アニメだよ、あのキャラじゃあ。
でも、結構私は私的にそこが好きv
楽しいな、「さくら」「シークレット・ハンター」
早くもう1回見たいなー!!!
私的に凄いかぶって見える「A/L」だけれども、一つの理由にみっちゃん&ともちんの役柄がマックス@涼紫央&ジョエル@立樹遥に似てるからだと思う
美味しい主人公にとっての見方な役と主人公にとってのとことん敵役しかも、女を奪い合うっていうのがねー。
しかも、どちらの役もノリノリで二人で対抗した様なシーンがあるしね
二つ共、二人共拮抗した様な歌を歌うのよ

なまじ、そこが見せ場だったりするから余計に似てると思わさせられる。

でも、今回しいちゃんが悪役なのですよ!
暗殺者しいちゃんですよ
あの明るくてにこにこしたしぃちゃんの悪役って、いい!
似合ってましたよ
フェミニンな礼儀正しい悪役殺し屋のジョエル
ジェニファー@あすかちゃんは美しいから死ぬ瞬間も美しく、そうじゃないモブなダゴベール@とうこちゃんにはそうでもない死を。
死ぬ瞬間こそ美しい人には美しい物をという変なフェチなのに、美人な人には礼儀正しいのよね
凄い綺麗な笑顔で、ジェニファーに挨拶する姿が凄い似合ってるのよ
最後は見苦しいんだけれどもね
でも、あの暑苦しい感じがこれぞ星組って感じがして私は良いと思いますよ
きちんと、ダゴベールと拮抗出来てるし
どうせなら、もっと彼に比重をあげて彼とダゴベールのきちんとした対決シーンが欲しかったな

結果的に彼がダゴベールを追い詰めるんだけれども、何だかやられたのは他のメンバーがわいわいと来たからだし、もっと格好良くダゴベールと1対1の決闘をしてやられて欲しかったと思うよ
もっと、美味しく出来たと思えてしまって残念だよこの悪役

ああ、悪役のキャラが壊れてるのは仕方がないよ
だって、彼は彼の美学があってあんな不思議なキャラしてるしね
泥棒と言ったら殺し屋なのかもね
探偵じゃなかっただけ良しとしましょう
これで探偵だったら、物凄い被ってるもんな

逆に美味しいマックス役
何だかあんまり喋ってないんだけれども、部分部分で美味しい役を持ってるマックス
だって、だますキャラとだまされるキャラならだますキャラの方が美味しいに決まってるじゃない
お茶目で軽そうなセルジオ@ちえと組んでる、無口で隠し事が多くてでも意外にのりは良いのやもしれないマックス
ボディガード役で登場
しかし、彼も探偵じゃなくて良かったな。
ボディガード!
でも、最後の最後までダゴベールを騙し通す役
途中途中、確かにボディガードとして現れますが今一つダゴベールに認知されていないのよね
何故?
そして、途中でそれを良い事にダゴベールを担ぐ役
疑問なんだけれども、此処でダゴベールを担ぐのはジェニファーを狙っている人が相当危ないのよって事をダゴベールに伝えようとしているの?
何故、セルジオと共にダゴベールを担いでるの?

ただ、面白おかしく美味しくマックス&セルジオを作りたかったから?

しかしながら、最後にニヒルににやっと笑う涼紫央さんには「おお、格好良い」と思わさせられたのでOKです

でも、「A/L」同様もっと美味しく出来るのにと思えないでもないです
役の比率ってあるよな
悪役はもっと美味しいものじゃないかが私の勝手な思い込みなんですが、何だかちょっとマヌケよね
いや、ボディガード達も相当絵だけ見たらマヌケなんだけど
マヌケな役じゃないのにマヌケに見えてしまう悪役って一番厳しいんじゃないかなとか思えてしまいますよ
それでも私的には「A/L」よりは悪役はマヌケじゃないんですけどね
やられ方の美学的にはテンプレ使うなら私的にともちんのルイの「はっはははは」の方が悪役っぽくてなるふりかまわないあたりが良かったです

れおん君&他の目に留まった方々はまた明日でも。
物凄い検索が「舞姫 愛音」でひっかかってくるんだけれども、何の感想を書けと?
組み分け?組み分けなの?
みわっち&まっつの組み合わせは好きなので、いけたら行きたいなと思ってますよ
ののすみかちゃんのエリスもきっと上手だろうしね
私はもうちょっとビジュアルを美麗にできたら、さらにののすみかちゃんは花ちゃん化してくれるんじゃないかなと期待してます
ただ、舞姫か・・。
後味悪いよね、あれ。
悲劇というよりも、「ああ、日本人だねチミ。優柔不断の極みだね」といった感じじゃないですか。
だから、このお話で一番格好良いのは相沢役の人なんじゃないかな?
私、このお話読んで森鴎外大嫌いですもん(え)
実話をもとに確かしてらっしゃるんですよね。

ただ、これをどうロマンティックにするのか景子先生マジックはちょっと気になるんですけどね。

まあ、それは置いておいて今回はいい加減忘れない様に星組公演のお話でも。
普通に面白かったです
私的には「A/L」よりも似た題材なら「シークレット・ハンター」の方が料理の仕方が好きです
児玉先生のわりには、濃さが低めだった気もしますが薄くてもまあまあ楽しかったので良かったと思います
これなら、普通に月組でやっていたら通います

壊れてるんだけれども、「A/L」の壊れ方よりはまあ良いんじゃあないかな?
「A/L」は悪役のルイ@ともちんの活躍する瞬間から壊れてるので、「惜しい!」彼さえ間違ってなかったらとむずむずするものがありますが、「シークレット・ハンター」は主に間違ってる部分は最後に集中するので、普通に楽しめましたよ
主人公はどっちも若干壊れてますが
そこは主演の底力で私的にはその場では大阪の人らしく突っ込まずにすみました

此処よりネタバレがあるので嫌な方はお引き換えし下さい

「A/L」の大きな間違いは間違いなく、ともちんのルイが「ルパンに恋する少女を自分の方に向けさせる為に、大ベストセーラーを出版禁止させ作者を逮捕させる」事でしょう
「シークレット・ハンター」の間違いは、お姫様の為に何故国をかけてわざわざ見ず知らずのこそ泥にジェニファー@遠野あすかを任せ、監視しながらお姫様を狙う人間達を国王の目が黒いうちに一網打尽にしようと考えたのか
別にこそ泥に任せないで、ボディガードに任せりゃいいじゃない?
見ず知らずのいくら腕がたつとはわかっていても泥棒に、危険だとわかっている事を任せるのはお人よしなのか何なのか不思議だわ
計画じゃなくてたまたま、彼を利用しようと思ったのならともかく違うんだよ。

私なら、そんなあかの他人のたかだか泥棒に自分の命は任せられない

もう1つは「どちらがどちらなのか誰もわからなくなったのです」って無理あるだろう
顔が似てるとか、もとより影武者だったとかならまだしも・・・誰があまりに仲が良いだけで皇女と皇女の仲良しさん間違えるよ
ただね、ネタばらしが最後なのでまあそれまでは私的には全くもって楽しめると思う

何となく、こうなるんだろうなってのはわかるけれどもそういうのって一種のテンプレ的なネタだろうと思うしね
それは良いんだけれども。

まあ、疑問だって言ったらダゴベール@安蘭けいが何のために泥棒してるのかという答えも私的には阿呆だろうと思うし、それで納得し「本当にほしいものが手に入ったら泥棒はやめて」っていうジェニファー@遠野あすかも不思議ちゃんだと思うけどね
ないわー。

それでも、このお話は楽しかった。
純粋に誰も傷つけず、悪だけが滅びて主人公が正義のヒーローとして自分だけのお姫様を守るストーリーなんだから、嫌な印象を受けるわけがない
あとはね、とうこちゃんの歌が全てをすっとさせる程パワーを持ってるの
あすかちゃんに、自分という生き方を解く時の歌が好き
その時のとうこちゃんがね、もう可愛くて可愛くて
母性本能くすぶるの
あんな事とうこちゃんがあんな顔して解いてるんだから、そりゃあ生きなきゃ駄目よってさせるのよ

とうこちゃんの男前ぶりにびっくりしました
とうこちゃんが、そしてあすかちゃんがいて普通に宝塚のカップルとして真ん中に存在しててそれが素晴らしいからこの舞台も素晴らしいと思う

しかし、星組でやると濃い舞台はさらに熱く濃くなるよね
月組にもこの濃さが私的にほしいわ
あさこさんも、濃い人だと思ってるのでギンギラギンと濃いのに期待ね
星組公演見て参りました。
えー、日本物、えー、星組で日本物、えー。
そんな感じだったのですが、思ったより面白かったですよ!
日本物じゃないですよね、これ。
日本物をとりいれたショーといった感じですよね。

私は大好きですよ、こういうの。
お遊び大好き♪
物凄く短く感じたぐらい好きでした。
だってね、日本物なのにギンギラしてるんだよ
顔芸もありだよ
ウィンク飛んできそうなんだよ
愉快だわ愉快だわ

日本物ショーというと私のイメージは「花の宝塚風土記」
綺麗だけれどもお堅い、趣のあるショー。

だから、星組もそうなのかなと思ってたのに違うんだね
いや、演目から違ったんだけれども星組で日本物やったらこうなんだなと思うと楽しくて楽しくてうひゃひゃひゃひゃ。
ギンギラ日本物大好きよ!

それでも始めはね、初舞台生もいるから「ああ、日本物っぽいな」と思うのよ。
緑の袴。
いいよね、最初って感じがして口上も初々しくて噛んでもご愛嬌といった感じが。
今年はソロのお歌もあるしね。美味しいよね初舞台生

そして、お着物で皆さん登場する登場する。
「怪しいまでに美しいお前」って歌ってるのよ皆で。
ちょっとびっくりした!?
勿論、とうこちゃんとあすかちゃんもね、登場するんだけれども二人を見てああ、おめでとうって思いましたよ。
純粋に嬉しいなって思えた。
そして、れおん凄いな。
私はれおん君好きでも嫌いでもないけれども、下克上、大抜擢しましたね。
上がってこられる方だというのは重々承知してたけれども、こんなに早いとは。
とうこちゃんってさ、どんだけ主演しても4年ぐらいよね?(4年だと長いぐらいかしら?相場をわかってないけれども)
4年後ぐらいにはれおん君主演だって事なのかしら?

花真飛君、月霧矢さん、雪彩吹さん、宙とむさんで星柚希君よ。
若けー。
私、きむちゃんをも抜かすとは思ってもいなかったわ。

ゆりちゃんやたにちゃんだってそうなんだから、仕方がないのやもしれないけれども何だか切なかったりもするね
勢いもあるし、ダンスも上手だし良いと思うよ
それでも、何だかしいちゃんやすずみんを抜き2番手と思うとちょっと複雑だったりもします
いや、前々から扱いがしっかりしてたのはれおん君よ
それでも、若いからだろうな
不思議。
爽快とは何となくいかない

でも、れおん君が2番手でいて不思議と嫌ではなかった。
きちんと役割は担えていたと思う。
お雛様と五月人形の場面では、お内裏様である柚希君がばばーんと世界征服ならぬ人形征服を企む
桜が咲くのが憎い、咲かないとずーっと自分達が桃の節句である雛人形がでてられるのにみたいな。
いや、桜咲かなくても3月3日過ぎたらしまわれるでしょうよ
しかし、人形にはそんな理屈はないようだ
そうだ、人形全部なくしちゃえばいいんじゃーん
そしたら、ずっと俺達出してくれるよ
そんなノリで五月人形に決闘を挑む
っていうか、3月3日過ぎたら5月人形があろうがなかろうがしまわれると思うよ
しかし、彼達がそんな事思いもせず男達人形で5月人形を闇討ちにいく

5月人形であるとうこちゃん達はやる気満々だ
さあ、俺達の出番だとね
とうこちゃん可愛いな
5月人形で可愛いってどうなのかと思うけど可愛いよ
武者人形なのにね
愛らしいわ
横にいるすずみん桃太郎も可愛い!
これはもう愛でろって事ですかね
可愛いよ可愛いよ
そして、お髭もじゃもじゃでもキザる星組組子さん達
すまん、誰かわからない
その横にはビューティゆかりちゃん
もじゃもじゃお髭の隣にいるから余計にビューティフル!と叫びたくなりますよ
ゆっゆかりさん、何でそんなに綺麗なのよ!
これでもかというぐらいのうつくしさ
えっええええ!ですよ
5月人形達凄ぇぇ!

そんあ5月人形をお内裏様達襲撃!
5月人形をあっさり箱に閉じ込め終了。
そこにお雛様あすかちゃんが来て、武者人形なのに何故簡単に捕まってしまったのですか?と問いながら、助けてやる
とうこちゃん、此処の歌凄い綺麗よね
「私は子供の健康を」って凄い綺麗に悲しそうに誇らしそうに歌うの
声が伸びる伸びる
ああ、素晴らしきかな主演さん。
本当におめでとう!!!

そこからはフランス人形と鼠がでてあらあらららといったごちゃ混ぜ具合
そして、私始め鼠が何かわかりませんでした
三任官女強いな
一人で鼠追い払って逃げたよ
星組娘は強いわ強いわ

最後は武者人形達が猫を呼んだ(?)のか無事鼠は逃げ、お内裏様の作戦は失敗に終わりましたよ
そして、何故かお雛様あすかちゃんと5月人形とうこちゃんが恋仲に
何故か外国の人形もひな壇に上がってるし、もうごっちゃごちゃ
子供がしかも幼児がきっといる家なんですね
いや、でもなかなかお似合いで可愛いよ二人共

その後、お内裏様れおん君がでてきて「そんな」と悔しがる
そこのね、他のメンバー達がね日本物なのに物凄い悲しそうな顔してるのよ
今にも泣きそうなの
男泣きよ男泣き。
「俺、兄貴について行きます」といったのりで顔物凄いしかめてるの
うわー、濃い!!

もう、此処の印象が強すぎて他の印象がないに等しい

ああ、凄い真琴つばささんにそっくりな人がいてびっくらこいた
まみさんがいるってね
日本物は顔がわからないね
でも、星だし大丈夫なのかなと思ったけれども思ったより酷くなくて綺麗でした
星組って男役格好良い人多いね
プロローグで何だか素敵な男役さんを見つけたのだけれども、誰だか分からず。
今思えば早霧せいなさんだったのかしら?
でも、もっと身長があった気がするのは気のせいかしら
金髪で綺麗めな男役さんだったんだけれども

アニエスの幼少時が私的に声が低い様な気がして不満だわ
そして、アニエスにしろラウルにしろ幼少時はちょっと太ってるよね
いや、うめちゃん、たにちゃんが細すぎるのだと思うけれども

私はあの二人の幼少時を見ていて、てっきりラウルがアニエスのためにルパンのお話を考えてあげていたのかと思ってたよ
違ったのね
普通に作者がいて、それが親しい間柄なところにびっくりしたよ
ラウルが「坊っちゃま」と呼ばれてるしね
てっきりラウルは貧乏人の苦学生かと思ったのだけれども、結構お金はあったんだね

そして、ラウルは成長し学生になってルイと出会う場面さりげなくラウル失礼じゃない?
もうちょっとオブラートに包んで断っても「株に興味はありませんので」って言われたら折角、ご好意で言ってくれてるのにルイ的には厳しいような
私ならちょっと傷つく
何て正直者なんだ(笑)

そのあたりでラウルはルイに恨みを買ったんじゃないかしら?
そういうさりげない恨みからラウルの肉親を牢屋にいれてしまえって思ったんならそれはそれで面白いかもね

そしてラウルの父は何だか若くないか!?
いや、ローアン卿@十輝いりすだから仕方がないんだろうけれども
でも今回いりす君歌いっぱいあって大活躍よね
私どうしてもいりす君見ると、「白昼の稲妻」の新人公演思い出しちゃうのよ
凄い歌えなくて凄いダメダメないりす君
上達したねー。
きちんと、歌えてるよ
男役になってるよ
若いと思うけれどもね、役柄的にはそのいろいろモニョるんですが
会いたいなら会いに行ってやれよとか自分の息子だろう、世間にどう思われたってひきとってやれよとかね
過去の自分の過ちといってラウルの存在を否定してる感じが嫌なのですが、彼は彼なりに心配していたらしいですよ

話は変わって今回初嶺麿代格好良いよね!
普段が格好良くないわけではないんだけれども、きちんと男臭い役が出来る人なんだなと
小さくて可愛いから、いつも何だか可愛らしい役をやってた方じゃないですか?
だからこそ、今回ガニマール刑事をやってて何て可愛いんだと(可愛いのかよ)
腕まくりして色黒くして煙草スパスパ吸って、男役らしい男役演じてる初嶺麿代に色気を感じた
腕まくりしてるんだけれども腕細いし、あんな刑事さんだったらすぐに勝てそうな気もするんだけれどもそこは物凄い強くて猛者の様だといいな
男臭くて事件に憧れて刑事になったんだけれども、ちょっと頭足りてない御馬鹿さんだしね
粋がってる不良にも見えて、初嶺麿代格好良い。そして可愛い

ジャコ刑事の七海ひろきがでかいから余計に小さく見えるんでしょうね
ジャコ刑事があんぽんたんな役割だったのでてっきりガニマール刑事は頼りになるのかと思えば彼もちょっと頭悪いよね
でも、良い人なんだろうね
きっと、ジャコ刑事が危ない目にあえば、小さな体で自分が身代わりになるんじゃないかなと思える優しそうな刑事さんでもありました

すれてるんだかすれてないんだか、本当に不良少年に見えるよ
私、初嶺麿代の黒塗り好きだわ
刑事は外回りで色黒みたいな印象があるからかもしれませんが、素の色で刑事をやったらそれこそもやしっこ刑事になりそうなので
インテリ刑事じゃなくて男臭い、それなりに世間も知ってるけれども夢見ていたい刑事さん

初嶺麿代だからこその良さがでてたんじゃないかなと私は思ってますよ
いなくなっちゃうんだね
寂しいな
芸達者だし、何だか小さくて可愛いから目につく人だったのでいなくなったら寂しいだろうな
宙組公演なのかと目を疑う程下級生に役が多い公演で、楽しいです
アニメだと思って見たら、別に矛盾なんてあってない様な物ですしね
私、あのプロローグがアニメのOPっぽくてつぼです
狙う獲物は美しすぎた貴方♪
阿呆でしょうとしか思えませんが、のりのりで歌われるとアニメヲタクの血に何だかひっかかるものがあります
そうは言っても最近、アニメなんかあんまり見てないんですがね
アニメよりアニメOPが大好きなんですよ
アニメのOPって何だか気持ちよくないですか?
絵も綺麗だし集大成みたいな。
それ見て満足してTV消してしまうので内容がわからないアニメ多数な春日祐です
本当に集中力がないやつです
映画も映画より映画予告にぞくぞくします

だから、宝塚でも結構プロローグに期待してしまう方です
「A/L」はいいね
華やかだし、幕開きから豪華だし

始め、開演の挨拶なしでみっちゃんがでてきて本を普通に読んでた私はどうしようかと思いました
「え?え?もう始まったの?」
そのままお客様と絡んでらっしゃいました
濃いね、その日は「欧米か」って漫才してらっしゃいました
そして、みっちゃんの後ろにいるジョー・ワトソン@春風弥里が私にはどうしてもちかちゃんに見える
あの顎とか髪型とか若さ故の可愛さとか若き日のちかちゃんに見えて仕方がない
北翔海莉の後ろに若き日の水夏希がいると何だか笑えました
これは私だけかもしれませんがね

そんなみっちゃんことシャーロック・ホームズ持ち味的にはとてもとても美味しくて良かったんだけれども私的には「衣装がもうちょっと格好良いものでも良かったのでは?」とか考えてしまいます
宙組であの長さのズボンをみっちゃんが履いてしまうと何だか子供に見えませんか?
小さいし髪型も可愛いしおめめキラキラしてて若く見えるなと思ってしまいました
皆でかいからね
折角なので忠実じゃなくても、ともちんみたいな格好であのキャラをしてくれたら良かったのにとね。
折角の男役さんなのでもったいないなと。
役柄的には非常にあってたのではないかなと思ってます
私のみっちゃんの印象に近かったかも
とぼけてるけれどもやる時はやる
実は結構美味しい所を持っていく人
そんな印象。
でも、もうちょっとおとぼけの時と頭が良い部分のギャップがでてたら良かったのになと思わないでもないです
役柄はとりあえず置いておいてみっちゃん、歌になったら全部自分の方へ持っていくよね
みちこは強しですよ
良い武器をお持ちだ

逆にともちんはビジュアルプレイよね
ルイ・アントワーヌ・レオン@悠未ひろ
性格はね、何処の悪役よみたいな性格なのですが
格好つけてるわりに浅はかだし、子供の頃の悪役っぽいね
この人がいるから私は「A/L」がセーラームーンに見える
別に何とかレンジャーでもいいのよ
子供向けアニメ
あれって別に理屈じゃないじゃない
どんだけ壊れてても最後に主人公が勝てば子供は「わーきゃー」って楽しく見れるじゃない
あんな感覚になる人でした
何処の世界にそんな阿呆な壊れた考え方する人がいるのよ

だいたい、別に貴族の家のネックレス狙ってるだけなのなら政略結婚するだけでいいじゃない?

これで全部解決じゃないですか?
別にアニエス@陽月華好きなわけじゃないんだったら、彼女の愛は必要ないでしょう?
好きになられて「大好き」って言われたら返って面倒じゃない。好みじゃないんだから。
そもそも、おうちの借金を肩代わりするんだからアニエスに拒否権なんかないんじゃないかしら?
むしろ、スーピーズ家に借金増やさせてもっと泣かして、自分の手を握らせる以外の方法を潰していった方が早いんじゃない?

何故、「私、この本にでてくるルパンが好きなの。ルパンじゃないと結婚しない」って言われてルパンシリーズ出版禁止にするのかさっぱりよね
でも、彼は子供向けアニメの悪役。
仕方がないのです。
政略結婚とか難しい事は子供にわからない
だから、一番てっとり早く悪役とわからせるしかないのです
それでこの方法。

そんな阿呆な悪役ですが私はともちんだからこそ格好良いと思えましたよ
でかいのっていいよね
でかいからこそ悪役は悪役らしく主人公にとって大きな壁になれる
始めにみっちゃんと歌いだす時胸がときめきましたもの!
「欲しい物は何でも手にいれる」って格好良いわ!
出来ればもっと手段を選ばない大人向けアニメの徹底的な悪役でいて欲しかったけれども
最後の「はっはは」と笑い出す瞬間は格好良かったです
ああ、話が違ったら
惜しいな、ともちん

みっちゃんは服装で損してて、ともちんは役柄で損してる
ああ、何だか惜しいなー。
面接終わってぶらぶらと見に行きましたよ「A/L」
さばきがあるかなとか思ったんですが、普通になくて当日券で観劇しました
目の前の方が観劇チケット22枚買われてて普通に泣きそうになりました

でも、まあ特に席は選ばない方なんで何処でもいいです
シアタードラマシティだったら何処でもA席並ぐらいだとは思うので
でも、それで7000円とられるんだものね
くそー!!!

「A/L」の感想からはずれますがドラマシティの上にあるホテルのケーキ&パン屋さん
8時過ぎたら30?オフになるんですね
まあ、お得!
今度8時まであのあたりにいたら買ってみようかしら
ただ、閉店9時なので観劇してから買うのは無理みたいです、残念。

肝心の「A/L」はというとまあ面白かったですよ
何となく舞台観たいなと思うのであれば行っても良いと思います
不愉快にならない程度には面白い
ただ、何ていうか「セーラームーン」見てる気分にならないでもないですが(笑)
たかだか仮面で何で気付かへんねんみたいなね
そこはお約束です
そして、思った以上にアール格好良くない・・・(え)
いや、主役って滅茶苦茶格好良い役な気がするじゃないですか
何か振り回されてる・・・?
何かあれ?あれれ?アンドレポジ?みたいなね

でも、滅茶苦茶たにちゃんは綺麗です
A/L@大和悠河最高!
鬘似合ってるね、ロンゲ似合ってるね
彼なら目の前にいたら容姿だけで女の子をきゃーきゃー言わせられそうです
華があるよね
だから、すぐさま主演とわかる
目がいく
歌は申し訳ないけれどもちょっと笑いそうになった
歌詞が悪いのかたにちゃんの影響なのか
はりきってるよね
当然なんだけれども、何か頭悪く聞こえるのよね
いや、歌詞自体頭悪いと思うんだけれども
ヒーローソングって子供が歌うと何だか間抜けというか微笑ましいというか頭悪そうに聞こえません?
そんな感覚です
はりきって歌ってらっしゃったから余計にちょっと笑えた
でも、たにちゃんのあの容姿を見れただけでも私は「A/L」見にいけてよかったなとか思ってます
関係ないですが、私たにちゃんががちで人を愛する役初めて見ました
脇の恋愛は見た事あったんですが、そもそも主演してるのも見るの初めてだしね
結構キュンときましたよ

そんなたにちゃんの相手役うめちゃんは可愛い!
例え歌詞が臭かろうと言ってる事が臭かろうとうめちゃんは可愛い
お転婆天使って、お転婆天使ってといった感じですが
うめちゃんならOKです
天使というよりは私はお人形さんに見えましたが
可愛いよアニエス@陽月華
性格はちょっと御馬鹿さんなんじゃない?と思いますが可愛いから許す!
ああいう女の子が男の人の理想なのでしょうか?
私はあんな娘いたら嫌ですが、うめちゃんならOKです。でれでれ
凄い可愛いよ
ああ、主演娘役って感じで本当に顔小さくて細くて可愛くて
これしか言えないぐらい可愛い

わかんないけれども「A/L」って宛書作品よね?
たにちゃんのA/Lにしろ、うめちゃんのアニエスにしろ他の方々にしろなかなかあってたと思います
これ月組で見たかったな
きっと、私月でやってたら通ったと思う
あさこさんのA/L、かなみんのアニエス、きりやんのホームズ、ゆうひ君のレオン。
別に宙組のA/Lに不満がないんだけれども、「パリ空」よりこっちが見たかった、私はね。
月の持ち味にも似てると思うんだけれども、どうかな?
ゆうひ君のレオンが見たい、ただファン的にはそれだけです
レオン格好良いよね、ともちん素敵よね
いいな、悪役。
こってこてのこういうのって月組にもあうと思うんだけれども

まあ、どんだけ言ったって実現はしないでしょうが、ちょっと見ながら思ってしまったの

下級生のファンの方も皆活躍してていいと思いますよ
客席降りもありですし
こてこてのアニメ劇、さいとう君らしいです

ともちん、みっちゃん他気になる下級生はまた明日
悲しい事に少しづつ私の頭から「マリー・アントワネット」の記憶が抜けていく。
ずっとずっと覚えておける頭を下さい。
残っているのは心に波紋を生んだ場所だけになってしまう。
それでも、覚えてる事を書きとめておこうと奮闘しましょう。

オルレアン公@高嶋政宏
私の中で顔の印象が山口さんと化粧をしてしまうと近い感じがして、一瞬ちょっととまどいました。
私、高嶋さんの歌声好き。
力があって、高圧的で性格悪そうな声がたまらない。
勿論、役が悪役な部分も関係してるでしょうが。
私は「ベルサイユの薔薇」宝塚バージョンの印象が強いためか、ああ真の悪役なんだろうなと思いました。
貴族の人間の役。
マリー・アントワネットを唆したであろう役どころの人に「ベルサイユの薔薇」ではなってるんじゃないかな?
絶対悪。
それは「マリー・アントワネット」においてもそうだと思うけれども、頭が良い人だよね。
あれだけ頭がしっかり働いたら、そりゃあルイなんか大嫌いだろう。
ルイは性格的に穏やかで今でいうとても優しい気弱な旦那にしたいタイプ、逆にオルレアン公は誰もが憧れる先輩タイプ。
素敵だし格好良いから憧れるんだけれども、自分とは話す内容がかけ離れていてどうすればいいのかわからなくなるタイプの人なのではないかな?
何ていうかいじめられっこが何故か生徒会長になってしまって、いじめっこな優等生としては見ていてイライラする感じでしょうか?
オルレアン公を見ていると「詐欺に騙されないためには、自分が詐欺師に一番近くなればいい」という言葉を思い出す人です。
人の心の弱さをよく知っています。
人の弱さもよく知っています。
でも、逆に人は何よりも凶暴で強くなれる事も知っている人物。
だからこそ、彼にマルグリットは敗北したのだと思う。
中途半端な思いではなくすっぱと絶対悪。

ボーマルシェ@山路和弘
要所要所にでてきて解説するお方。
オルレアン公の配下なのかな?
凄い舌が回って回って凄かったです。
「エリザベート」でいうルキーニの役ですよね?
ただ、ルキーニというにはルキーニから毒をちょこっと抜いてひ弱にした子悪党タイプの人種にも見えます。
お調子者。
彼も山口さんのカリオストロ同様、この物語と私達を結び人。
彼がいるからこの「マリー・アントワネット」はスムーズに進む。
マルグリットやマリーはこの世界で生きてるのだけれども、彼はちょっと違う。
生きているには違いないけれども、私達を認識できる存在。
ひょうひょうと悪い事をしていて、それでいてあんまり罪悪感を感じてなさそうなところはなかなかGoo♪
でも、罪悪感を持っていない存在ではなく罪悪感を持っているけれども感じない存在に私は見えた。

カリオストロ@山口祐一郎
凄かった。
でてきて歌った瞬間、彼は帝王になる。
何処にいてもどんなに出番が少なかろうとも山口さんはお客さんを歌で自分の世界に惹きいれてしまう。
魔性の帝王様。
空間を自由自在に扱っている存在。
そして、そんな役。
彼だけはこの世界に存在するんじゃないのよね?
私達とあの舞台の世界を結ぶ為にいる人。
この解釈であってるかしら?
だから、大事な時にでてきて舞台を制圧する。
この舞台は彼の玩具で彼の世界でもある存在。
いくら、人間が傷つき苦しもうとカリオストロには関係ないんだと思う。
ただ、この役比重が非常に難しい様に思えます。
私は山口さんではちょっと目につきすぎたかなとも思える。
でも、きちんと空間を制圧できる存在ではないといけないので、そのあたりが難しいなー。

山口さんといえば、カーテンコールの時常に隣の女の方に手をさしだし一緒に手を繋いで歩かれてました。
皆仲良く手を繋いでるのだけれども、山口さんはひたすら長く手を繋いでるの。
ちょっとそういう所好きかも。
昨日メインの女性陣について感想を書かせて頂いたので、今日は男性陣の一分の感想をちょこっと。
凄かった、皆歌が上手くて迫力があって、でも小技も聞いててテクニシャンでした。
しかし、こうして見ると皆エリザベート出演者様が多くて面白かったです。
これに一路さんを加えたらメインメンバーが皆揃うので普通にエリザベートが出来そうでした。
それだけ凄い出演陣をそろえたのだから、そりゃあ期待も高まるというものです。
勿論、言うまでもなく素晴らしかったけど、もう少しオリジナリティがだせたら更に良かったかもしれません。

小池先生が井上芳雄を発掘した様にね。

まあ、出演陣は私が口だした所で仕方がないので置いておいて、凄かったですよ。
何ですか、あのメンバー。
そんな中でも今回はマリー・アントワネットを愛して振り回された二人についての感想を。

アクセル・フェルゼン@井上芳雄
宝塚の「ベルサイユの薔薇」を見てフェルゼンが出来る役者さんって少なさそうだと思ったのですが、何故あんなに似合ってるの(笑)言っちゃ悪いですが、宝塚のわたるさんよりフェルゼンが似合ってました。何故、男であの丈のズボンを履きこなしてるの!
フェミニンでな人、顔は薄いが雰囲気はまさに貴族。
彼ならおやまも出来そうです(畑違い)
しかし、上手ですね。
私は「エリザベート」は彼で見た事がなくて残念なのですが、お噂はかねがね聞いてましたので「モーツァルト!」を凄い楽しみにしてたんですよ。
凄かったです、芝居においても歌においても何て素晴らしいんだと感動して帰ってきました。
身長が低い(のか?)のに、あの存在感。安定性を今回もしっかり見せ付けておりました。
彼なら留学生として、ベルサイユに来ていてもおかしくないと思う。
ただ、マリーの若い恋人といった感じに見えてしまうのが難点ですが。
涼風さんと声をあわせているととても心地が良くて、何て紳士な優しい人なのだろうと思ったのですが、後半は非常に熱くて気の毒に思えて仕方がなかったです。
井上さんの歌が演技が涙をただ誘った。それぐらい熱い愛なんだと。本当に彼女を愛していたんだ、一人の男として。

男性陣で一番良いなと思ったのは井上さんもかもしれない。

ルイ16世@石川禅
私「ベルサイユの薔薇」見てて一番好きだったのは彼です。
普通の人間でただ海の様な優しさを持っていてね。
でも、この公演見てると一番憐れな人なのかもなと感じました。
処刑直前に「私が鍛冶屋なら、なれるものなら〜」って歌いだすんですよ。
きっと、処刑される直前だからこその本音なんでしょうが国王としてそれはどうなんだろうと思いました。
国王だからこその威厳や国王だからこその自信はルイ16世にはないのかなと。
それは弱音で、どう頑張ってもなれないもので、そしてそうだからこそ彼は利用されて殺されていくんだろうなと。
彼に見えてるのは国ではなくて家庭だけで、その一部しか守る力は持ってなかったのかもしれないな。
優しいから父親としては好かれるかもしれないけど、社会にでたら負け組といわれるかもしれない人。
その人が国王様。

でも、この人「エリザベート」でフランツやってたわよね?ちょっと、面白いね。
かたや国王らしい威厳に満ちた国王、かたや国王に向いていない優しすぎる国王。二人共妻を娶ったばかりに不幸に身を置かなくてはならなくなる人達。

面白いねー。
フェルゼンと共に二人共マリー・アントワネットを愛したんだけど、両方ある意味で裏切られてるよね。

フェルゼンは女王としてのマリー・アントワネットに裏切られる。
そして、ルイ16世は少女としてのマリー・アントワネットに裏切られ続けている。

マリー・アントワネットの愛は常にフェルゼンと共にあるけれども、女王としての心は常にルイ16世と共にある。

愛の形も二人共反対で面白いよね。
国王と愛人が逆だったらもしかしたら、国は上手くいっていたかもしれないね。

以下メンバー明日に続く。
日本人ってお涙頂戴主義には結構弱いと思うけど、えぐいのは特別好まれないよね。
「マリー・アントワネット」初観劇してきましたよ。
私は宝塚、四季以外の公演で観劇した事があるのは「エリザベート」「モーツァルト」「マイ・フェア・レディ」「ダンスオブヴァンパイア」だけなのですが、結構好きだった。
何かの評価で「ダンスオブヴァンパイア」より順位が低かったけど、私的にはそっちよりは好みでした。

ただ、この題材はどうかなと頭にはよぎりましたが。
私は宝塚ファンなので「ベルサイユの薔薇」を知ってしまっていたから、何か被るんですよ。
市民の代表=オスカル様=マルグリット・アルノー
悲劇のヒロイン=マリー・アントワネット
と感じました。
2幕の場面やマリーとフェルゼンが恋を歌っている場面などは、それがちらほらちらほらでてきてしまってね。
舞台の「ベル薔薇」は置いておいたとしても、池田先生のベル薔薇って日本人向けの素晴らしさがあるのでね
そこと比べてしまうと相手が悪かったかなと思わないでもなかったです。

えぐさではなく綺麗な悲しさだったからね、ベル薔薇

でも、人間的な部分を言うのなら「マリー・アントワネット」かなと思わないでもなかったです
ただ、人間のえぐさを見せ付けられて終わっているので、後味が悪い
あえてメッセージを向けているのなら「こうはなるな」なのでしょうか?
でも、ああいう世界であるのならあれで仕方がない様にも思えるので、じゃあ何が言いたいんだという疑問は残ります。

何かを伝えるのではなく、ただ人という物を見せたいだけなのだとしたら悪趣味と言えない事もないかもしれません
痛々しいし。

ただ、音楽と役者は凄く良い。
誰一人出来ない人がいないし全員が主役をやっててもおかしくない様な人間を集めてきている。
だからこそ、逆にこれでこれだけなのかと思わさせられる部分もあるのかもしれませんが。
歌は素晴らしいけど、山口さんはもう少し歌って欲しいですよね?
あと、山口さんにおいての説明ももう少ししてくれないと分かり辛いですよね。

それは置いておいて素晴らしい役者陣に感じた事。

マリー・アントワネット@涼風真世
宝塚の真ん中に立っていた人なんだなと実感。
一人で立っていて舞台をきちんと成立させている部分に凄いなと思いました。
全ての象徴的役割を担っているのかなと。
悪の象徴でベルサイユの象徴でこの公演の象徴。
彼女を主として舞台は回っている。
でも、だからこそ逆に彼女という個人をもっと描いて欲しかった。
あれじゃあ、因果応報だと思います。
我侭になった理由と我侭じゃない部分、それは必要だったのではないかと。
もっと、人間らしく描けていればマリー・アントワネットにも同情が出来てより後半が生きてきた様に思えます。
そうでないのなら、最後まで純粋な処刑台までスキップしていく様な馬鹿で純粋な女でも良かったのかもしれませんが。
どっちつかずな所が微妙でした。
逆に悪の象徴でいさせるのなら後半はいらないけど、それじゃあダメなのよね?
フェルゼンと声があっててメロディが綺麗でした。
役者さんとしては、前半の馬鹿女も後半の母としても凄く偉大で良かったです。

マルグリット・アルノー@笹本玲奈
私が見た日にちは彼女でした。
物凄く可愛いよ。
小さくないのかもしれないけれど小さく見えて可愛いのよ。
私はこの公演で初めて彼女を知ったんだけど、凄いパワフルでした。
「綺麗な顔してるね」と言われてるのが納得できる可愛さ。
でも、歌いだすと男の子みたいな力のある声。
なよなよしてなくて、庶民として生きているのが凄くよくわかる。
始めみじめな彼女がどんどん力を持って庶民の象徴の様になっていくのがとても心地よかった。
彼女の声には力があって付いていきたいと望んでしまう。
ただ、最後で「迷ってしまうのはどうなんだろう」と思わないでもなかったです。
葛藤しながら強くなっていく部分には何も感じませんが、最後に迷いながら終わるのは芝居としてどうなんだろうと。
それならば、最後まで市民の象徴としていて欲しかったかもしれません。
ただ、彼女を見るだけでも価値はあると思う。

アエニス・デュシャン@土居祐子
いる意味が若干わからない役だったなと思わないでもない様な役ですよね?
役者さんが素晴らしいから、誤魔化されてるけども。
彼女は良心の象徴なのかしら?
私は私的に彼女の目から物語を作ればよかったのにと思いました。
マリーという王朝の象徴とマルグリットという市民の象徴。
その二つを見ているもう一つの人間。
現代の私達の様な無力な人間。
そんで最後にアニエスにマルグリットの歌を歌わせれば良かったのではないかなと思いましたよ。
最後にマルグリットが迷ってしまう事で彼女は存在の意味をがなくなっている様な気がして勿体無かったです
聖女様の様な人で優しい声だった。
彼女の様な癒しが私も欲しいなー。

と、とりあえず今日は此処までで。
男性陣はまた、明日でも語りたいと思います。
無理だろうけど花総まりマルグリット、和央ようかマリー・アントワネットでこの作品が見たいと思ってしまったよ!
凄い花ちゃんマルグリットが似合うと思うのよね。
それにたかこさんも負けないと思うから、二人で見たいと身悶えました。

宝塚では愛がないし、女が主人公なので普通に無理でしょうね。
もしかしたらバウでならとも思ったけどすみれコードにひっかかりまくりそう。
私ははっきり言って花組にうといです。
ほとんど、組子の名前がわからない。
実は「ファントム」を見ていなかったので桜乃彩音さんも怪しかった。
自分的に全くノーマークだったもので。
一花ちゃん、きほちゃん、あすかちゃんはきちんと顔が認識出来たのだけど彩音ちゃんは本当に怪しかった。
今回抜擢された野々すみ花ちゃんもわかってなかったですしね。
あんだけ「落陽のパレルモ」で大絶賛してたのにね(いや、子役の彼女しか知らなかったからさ)

だから、始め見た時「じゅんちゃん」ってでてくる彩音ちゃんが本当に彩音ちゃんか怪しかった。
声が低くて年齢高めに頑張って作ってたものだから、もしかしたら上級生のお姉さまかも?
えっ・・・でも、この顔だったよな彩音ちゃんってと混乱してたぐらいだ(すいません)

それぐらい私は花組にうとい。
そんな私だからこその疑問なのかもしれないが何故あんなにみつるさんは美味しいんだい?
さお太さんはわかるんだ。
彼女は月組でいう越リューやえりさん的な扱いだろう?
刑事をしぶく美味しくやっててもわかるんだけど、相手役の刑事さんは何故華形みつるさん?アイドル系刑事?でも、特別それを押してるわけでもなさそうだし。
物凄く美味しくないですか?
書生より断然美味しいと思うんだけど。

書生なんかいっぱい並んじゃったら認識し辛いし。
その点刑事は3人しかいないし
壮一帆は皆認識できるであろうから、それをのぞいたらたった二人しかいない
いい役だな、見つけやすいし笑いもとれる美味しい役
頑張れよ!

まっつより良くない?
もしかしたらみわっちよりも良くない?
一応みわっちは見せ場があるけどさ。
でも、二人共おおまかな役は書生よ。
お嬢さんをえいやこらと慰める役よ。ピエロよ(え)
しかもあんだけいっぱいの集団の。

どうなん?

いや、木村先生の話は役少ないのは知ってるんだけど知ってたけど戦いものでもビジュアル物でもない分、書生格好良くないかも。。。皆一緒じゃない。
大きな目的もないし、何かねちょっと寂しい。

まあ、真飛聖や壮一歩ですら出番少ないんだから仕方がないか
何で3人揃って「結婚してください」って歌ってるのかしらね
ビジュアル面で美味しくなくて、お話もやぼったいって厳しいな

自動車が走る場面でも失笑が起きてたのが悲しかったよ
いや、でも確かにその「自動車はどうなの?」とオスカル様のペガサス並に思ったけどね
別に自動車で追いかける所を作らなくても、「行くぞ」と歩いてるだけでも良かったんじゃあ。
そんで4人で「血と砂」みたいな歌わせ方すればいいじゃない
悲しくなるセットを見せ付けられた様な

今回娘役は結構美味しいよね。
良い事だわ、小林探偵団に入れたらまず結構美味しいし。
銀橋を皆でとはいえ渡るしね
いっぱいアピールしていけいけと楽しみました。

逆に男役は、おさ様しか美味しくないじゃない?
おさ様にナルシーな歌歌わせるのは大変美味しかったけど
眉間に皺よせさるのも凄く美味しかったけど
念願をかけすぎて男役の出番が少ないよ!
せめて3番手ぐらいまでは見せ場をくれよ!

話よりキャラつくりに失敗した感じがありありした作品だった。

ところでまっつはあれは悪役と書生なの?
書生が何の良心もなく裏切って綺麗な顔でいるんじゃなくて。
みわっちの役が傷ついて、悪い事をしてしまったと熱く熱く悲しむ役、まっつがその横で何の良心もなくクールに裏切っていたらそれはそれで萌えです
まっつがみわっちをはんと鼻で笑ってたらいいな。。。役でだけど
その後悪の道にずるずるとはいってしまうみわっちをまっつがまた鼻ではんと笑ってたらさらにいいな。。。役でです。

みわっちの熱さとまっつのクールさに惹かれたのよ。
何か自分的に良作だと思える公演がなかなか来ないなと思う今日この頃。
次に観劇するのは「MA」なので宝塚は関係ないし。
宝塚で何か面白い作品はないものかと最近思ってます。
バウまで足を伸ばしてみるべきかしら?
気になるのは「舞姫」ぐらいかな。。。でも。
面白くなくても、自分的に燃え上がれたらいいんだけど(笑)

この先ネタバレ有り。一応ミステリーなのでね。

始まり方は非常に良かったんですよ、黒蜥蜴@桜乃彩音
何処もかしこも書いてますが「僕」とか言ってしまって、格好良かったんですよ
雨宮潤一@真飛聖の事「じゅんちゃん」と呼んで子ども扱いするところとか私的にはつぼだったんだけどね
どんどん可愛らしくなっちゃって最後は純情なだけのナルシーな女の子になってたよ
つんでれの女の子書くつもりで書いて、つんを始めはいっぱいにしてたんだけど最終的にはつんでれじゃなくてでれだけの女の子になってしまった感じがするわ。
あれじゃあ、別人だわさ
あんなに純情じゃつんつんにはなれなかったでしょうに。

私的に萌えポイントを作るのなら年齢を明確に18歳(なんですよね?)と言ってしまって、大人を手の上でコロコロと転がす美少女という設定のもとお芝居をやって欲しかったな。
いくつのつもりか初見だとさっぱり私はわからなかった。
最後になってやっと、ああ若かったんだという具合でしたよ。

冷たくてナイフの様な美少女が何も恐れず大の大人の男を簡単に手の上で転がすお話。
本当は大人な女の話だけど少女の様な純情を持ってるのよね?
逆にしちゃえばいいじゃない?
強い女よ、若いのに自分一人の手でのしあがってきた美少女よ
弱音なんて絶対吐くはずもない、誰の目の前でも絶対に。
一人の時だけ、少女に戻れるの。無垢で優しくて人を傷つけた事に涙する少女に。
あの楽園でのみ兄に守られていた儚い可愛い少女でいられるの

雨宮はそれに気付いて惚れていけばいいんじゃない
言ってるだけじゃなくて、目のあたりにさせてやれよ
出番短いよ
もっと見せ場作ってやれよ
弱い彼女に気付いてしまい「俺が守ってやる」そう思って強く惹かれてるのに、彼女にはそれが何一つ届かない、彼女にはそれが信じられない
他人を信じようとはしない
弱い自分をさらけ出す事が出来ないから
少女の心を守るためには強くいないといけないから。
でも、本当は何より人を信じたい
無垢に何一つ疑わずに生きようと望んでいる
二つの心で困惑して、雨宮を突き放すのよ
彼じゃあ信じれない
彼は普通の優しい人だから、彼といるのでは全てが共倒れしてしまう
自分は強くないといけない
だから、突き放すの
生半可な優しさは弱さなだけであって彼女にとっては愛にはなれない

彼女が欲しいのは兄の様な自分を蕩かす優しさと強さなんじゃないのかな?
それが欲しいから、兄の様になろうとする
自分の楽園を作り、優しさに浸してやる
幸せなだけの空間
不幸な人間がただ安らげる場所
無償の愛
そして、自分は強くなる
楽園にいる人間がこうありたい自分
だから、彼女は楽園を守る
兄という場所に守られ無償の愛をただ受けるだけでよい自分
ただ、純粋に兄を慕い兄に守られて楽しく生きたかった

彼女の目に映る兄という存在@春野寿美礼

でも、本当に楽園を潰すのは本当の兄の存在。
彼を目指し作った楽園が彼の存在で黒蜥蜴共々消えていく

私は原作を全く知らないので受け取り方は何なんですが、こうだったらいいなと思ったよ。
始めの登場シーンは本当に良かったのよ
低い声で「じゅんちゃん」ってね

途中で妹キャラになってしまって凄く残念なんですよ
濃厚にラヴシーンしてもいいから、それは駆け引き上のものにして欲しかったな
兄妹設定も別に私はどうって事思わない。
でも「結婚して下さい」はなしにしよう。
そうじゃないと明智小五郎という存在が無様だ

何処かで彼には妹だと気付いていただこう。
途中までは愛していて全然OKだろう。
似た存在に心を奪われる二人。
でも、兄妹だと気付く事で兄の愛は恋愛ではなく無償の愛に変化する
妹をただ止めようとする
それなら、波越警部@壮一帆に「正義のためじゃない」と口走っても変ではない

ミスで黒蜥蜴がこまを落とすのでも何でもいい
明智小五郎が妹だという事に気付き、この楽園の存在をただ否定すればいい。
始めは恋のために傷つき、それでも強くせせら笑う彼女を本当の名前で呼んでやる。自分が兄だと分からせる。そして、そのうえでこの作ってきた楽園を過ちだと言い切る。
そうすれば、彼女は自分の存在を否定され命をおとしてしまえる
何より信じて何より愛して模写した世界を、本物に全否定される
彼女はその世界でだけ生きているんだから、何よりも純粋な彼女はその言葉によって命をおとす

最後はあの終わり方で良いと思うのよ。
明智さんにとって一つの事件であったという終わり方で良いと思う。

私ね、黒蜥蜴が「貴方は生きて」と言っている意味がわからないのよ。
別に一緒に心中でも良いと思うんだけど、何で?
黒蜥蜴が死ぬ事で明智さんが得する事といえば、これからも明智小五郎として事件が解ける事?
名声が手に入る事?
それだけなのかしら?

難しいな黒蜥蜴。

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