私と生きてくれる?(トライアングル~ルームシェアのススメ~)
2009年4月25日 ぶたい。随分書くのが遅くなってしまいましたが、「トライアングル」見てきました
ただ、これ公式が凄いアバウトなうえ、私パンフ買ってないからちと色々微妙なのですが間違ってたらすいません。
3人がドタバタしながらお互いの不安やら気持ちやらと向き合って成長していく姿を描いたコメディでした
見るまで知らなかったけど、本当に井上芳雄 新納慎也 彩乃かなみの3人しかでてなかった。
ナツメ、ムラノ、メイの3役しか役もなかった。
だから、皆お互いの力技でお芝居してた。
ミュージカルとロックと宝塚が同居した舞台であるのも面白かった
歌い方が皆それぞれね、違うのよね。
私は新納さんは全く知らなかったけど自分の世界を持ってて、なおかつよしおさんやらかなみんに歌唱力も負けないって凄いなと思ったと同時に、宝塚でバリバリ活躍してたかなみんが負けてないのも誇りに思えた
ちょっと太ってたけどね(汗)
そして、この二人にはさまるとよしおさんは薄いね
日本人顔だなーって思った
でも、それがまたナツメとマッチしてたけどね
フェルゼンもあんなに似合ってたのにさえない格好するととことんさえなく見える井上さんに乾杯。
ココからネタバレ&腐女子視点のため注意。
本当に日本人らしい日本人のナツメ君がいきなり、ちょっと不良っぽいチャラチャラ男に迫られ(違う)どぎまぎしちゃいます
不良っぽいチャラ男は前からナツメ君を気にいっていましたがナツメ君はあまりに自分と違うため苦手な存在でした
でも、とっても押しの強いチャラチャラ男に押されて、2人の同居がスタートします
ととってもBL臭い話でスタートするこのお話。
ちなみにチャラ男は自分を通したい歌手志望、ナツメ君は小説家志望(偉大な父を持ちコンプレックスの塊な所あり)
本当にこう書きならべていけばいくほどにBLだよね
そんな二人の間にチャラ男のお嫁さんになる!昔約束したんだもの!と追いかけてきたメイが現れます
しかし、チャラ男君は「おれが好きなのはナツメだ!諦めてくれ」とカミングアウト
焦るナツメ君「え?え~~~~~~?」と信じられない顔をしてあわてふためく彼が素敵です
そんなラヴラヴな2人にメイは「じゃあ、私もここに暮らす!」とわりこんできて三人のルームシェアがスタートという話です
いや、まじでまじで。
チャラ男、ナツメ君に「んーちゅ!」とかしちゃうし。
ナツメ君も手で払いのけるけどさほど嫌そうじゃないし
何かBL?ほんとにBL?って話で面白かった。
何だかんだで押しが弱くて2人を追いだせずその状況に溶け込みつつあるナツメ君が好き。
2人に振り回されてふらふらしてるんだけど、でもいつしかそれが楽しくなってきてこの生活に満足してしまっているのよね
でも、やっぱり人生に転機はあってムラノがデビューをしてしまう
そりゃあ嬉しいってのもあったけど、同じ男としては心から喜べないナツメ
きっと友達としては喜んでたとも思うのよ
ただ、近すぎたから辛かったんだろうね
誰だって人と比べてしまったりする部分はあって、誰だって人生の勝者でいたい
もともと劣等感が強かったナツメはムラノがうらやましくてたまらない
だから素直に喜んであげられない
自分も認められたい
でも、自分は認められない
それがまた痛々しいのよね
人間誰だってある気持ちだと思う
何ていうか身近にいる存在だから余計に悔しかったり悲しかったりするのよね
友達だけど、友達だからつりあいとっておきたい部分もあるんじゃないかな?
ナツメにとってムラノはやっぱり特別な存在だったと思うからねー。
んで、色々あってある日爆発してしまうナツメ
自分でいろんなややこしい種まいて自分で自滅してしまう
ムラノに「俺の気持ちなんてわからない!」と拒絶ですよ
これって言われたら一番辛いよね
そりゃあその人の気持ちなんて100%わかるわけじゃないだろうけど、それを言われたらもう友人関係は成り立たないよね
ムラノが傷ついてるのがわかる、そして怒ってるのもわかる
だって、わかりあいたいと思ってるのにそう言われたらもうどうしようもないもの
でもね、この一言って本当にムラノもナツメもどっちも傷つけてるよね
ナツメは俺の気持ちなんてわからないと言いながら、すがりたいんだもんね
甘えてる部分が絶対にある
一緒にいたいと何処かで思ってる
でも、それが言えない自分が嫌。
そして、そんな理由でムラノに捨てられてしまうのも嫌
だから自分から拒絶する事でムラノに自分から「さようなら」してる
弱いナツメ君
そんなナツメ君はメイちゃんの真実を知ってしまう
彼女の弱さを知って、それに気付けなかった自分を悔やむ
ああ、何て自分は弱いんだろうって始めて自分の弱さと見詰め合う
「辛い、自分は特別だから辛い」そう思ってた事に気づく
誰だって悩みがあってそれと戦いながらそれでもなお人の事を思いやりながら生きているんだ
そう気付いて、ナツメ君の再スタートは始まる
彼の横にはムラノとメイちゃんがやっぱりそばにいる
何も変わらない
でも、ナツメ君はほんの少し変化したみたいだ
こんな話でした。
おお、ナツメ君がメイちゃんに惚れてる部分を意図的にぬくとこんなにBLになるんですね
いや、いてもBLっぽかったけど
ムラノ→ナツメ→メイみたいな話に見えたけど
ムラノは絶対ナツメに惹かれてると思うのよね
じゃないとあんな長い間絶対ナツメのソバにいないし
ナツメが留守の間、メイと二人きりで一緒にナツメの部屋にいるのよ
メイが追ってくるのが嫌といって逃げてたのに
それってあそこ離れたら、もうナツメに会えないからでしょ?
そんなBLっぽい話なのにメイはとってもいい女でした。
一番普通にいそうな人よね。
不安で不安でたまらない
だから心のよりどころを何処かに求めるってのはさ。
ムラノに恋する事で何処かで彼女は不幸になってると思う
でも、それでも離れられないってのはやっぱりムラノが優しいからだと思う
ムラノはずるいなー。でも、ムラノはわかってて優しいからどうしようもなくて逃げてるんだよね?
メイに恋してはいないから逃げる
いつかメイが自分じゃない人と幸せになれるように逃げる
本当は優しくしなかったらいいんだと思う
「おれじゃ幸せに出来ないから。距離を置く方がいい」と言いながら「おれメイをみてくる」という
一番ボロボロなメイに優しくする
だからメイはムラノを追いかけてしまうんだと思う
ムラノは拒絶しないから
で、ナツメは一番何も見えてないよね
でも、私は自分がナツメだと思うから妙に共感
誰だって認められたいよね。
世間にも同じ男であるムラノにも大好きなメイちゃんにも偉大なパパにも認められたい
こんな自分じゃ意味ないんじゃないかって焦っちゃう
でも、焦っても物事はうまくいかないし頭の中はぐちゃぐちゃで、がんじがらめで何も見えないの
そんなダメな三人が一緒にいる部屋。
ダメダメなんだけど心がとっても温かくなるお話でした。
ただ、これ公式が凄いアバウトなうえ、私パンフ買ってないからちと色々微妙なのですが間違ってたらすいません。
3人がドタバタしながらお互いの不安やら気持ちやらと向き合って成長していく姿を描いたコメディでした
見るまで知らなかったけど、本当に井上芳雄 新納慎也 彩乃かなみの3人しかでてなかった。
ナツメ、ムラノ、メイの3役しか役もなかった。
だから、皆お互いの力技でお芝居してた。
ミュージカルとロックと宝塚が同居した舞台であるのも面白かった
歌い方が皆それぞれね、違うのよね。
私は新納さんは全く知らなかったけど自分の世界を持ってて、なおかつよしおさんやらかなみんに歌唱力も負けないって凄いなと思ったと同時に、宝塚でバリバリ活躍してたかなみんが負けてないのも誇りに思えた
ちょっと太ってたけどね(汗)
そして、この二人にはさまるとよしおさんは薄いね
日本人顔だなーって思った
でも、それがまたナツメとマッチしてたけどね
フェルゼンもあんなに似合ってたのにさえない格好するととことんさえなく見える井上さんに乾杯。
ココからネタバレ&腐女子視点のため注意。
本当に日本人らしい日本人のナツメ君がいきなり、ちょっと不良っぽいチャラチャラ男に迫られ(違う)どぎまぎしちゃいます
不良っぽいチャラ男は前からナツメ君を気にいっていましたがナツメ君はあまりに自分と違うため苦手な存在でした
でも、とっても押しの強いチャラチャラ男に押されて、2人の同居がスタートします
ととってもBL臭い話でスタートするこのお話。
ちなみにチャラ男は自分を通したい歌手志望、ナツメ君は小説家志望(偉大な父を持ちコンプレックスの塊な所あり)
本当にこう書きならべていけばいくほどにBLだよね
そんな二人の間にチャラ男のお嫁さんになる!昔約束したんだもの!と追いかけてきたメイが現れます
しかし、チャラ男君は「おれが好きなのはナツメだ!諦めてくれ」とカミングアウト
焦るナツメ君「え?え~~~~~~?」と信じられない顔をしてあわてふためく彼が素敵です
そんなラヴラヴな2人にメイは「じゃあ、私もここに暮らす!」とわりこんできて三人のルームシェアがスタートという話です
いや、まじでまじで。
チャラ男、ナツメ君に「んーちゅ!」とかしちゃうし。
ナツメ君も手で払いのけるけどさほど嫌そうじゃないし
何かBL?ほんとにBL?って話で面白かった。
何だかんだで押しが弱くて2人を追いだせずその状況に溶け込みつつあるナツメ君が好き。
2人に振り回されてふらふらしてるんだけど、でもいつしかそれが楽しくなってきてこの生活に満足してしまっているのよね
でも、やっぱり人生に転機はあってムラノがデビューをしてしまう
そりゃあ嬉しいってのもあったけど、同じ男としては心から喜べないナツメ
きっと友達としては喜んでたとも思うのよ
ただ、近すぎたから辛かったんだろうね
誰だって人と比べてしまったりする部分はあって、誰だって人生の勝者でいたい
もともと劣等感が強かったナツメはムラノがうらやましくてたまらない
だから素直に喜んであげられない
自分も認められたい
でも、自分は認められない
それがまた痛々しいのよね
人間誰だってある気持ちだと思う
何ていうか身近にいる存在だから余計に悔しかったり悲しかったりするのよね
友達だけど、友達だからつりあいとっておきたい部分もあるんじゃないかな?
ナツメにとってムラノはやっぱり特別な存在だったと思うからねー。
んで、色々あってある日爆発してしまうナツメ
自分でいろんなややこしい種まいて自分で自滅してしまう
ムラノに「俺の気持ちなんてわからない!」と拒絶ですよ
これって言われたら一番辛いよね
そりゃあその人の気持ちなんて100%わかるわけじゃないだろうけど、それを言われたらもう友人関係は成り立たないよね
ムラノが傷ついてるのがわかる、そして怒ってるのもわかる
だって、わかりあいたいと思ってるのにそう言われたらもうどうしようもないもの
でもね、この一言って本当にムラノもナツメもどっちも傷つけてるよね
ナツメは俺の気持ちなんてわからないと言いながら、すがりたいんだもんね
甘えてる部分が絶対にある
一緒にいたいと何処かで思ってる
でも、それが言えない自分が嫌。
そして、そんな理由でムラノに捨てられてしまうのも嫌
だから自分から拒絶する事でムラノに自分から「さようなら」してる
弱いナツメ君
そんなナツメ君はメイちゃんの真実を知ってしまう
彼女の弱さを知って、それに気付けなかった自分を悔やむ
ああ、何て自分は弱いんだろうって始めて自分の弱さと見詰め合う
「辛い、自分は特別だから辛い」そう思ってた事に気づく
誰だって悩みがあってそれと戦いながらそれでもなお人の事を思いやりながら生きているんだ
そう気付いて、ナツメ君の再スタートは始まる
彼の横にはムラノとメイちゃんがやっぱりそばにいる
何も変わらない
でも、ナツメ君はほんの少し変化したみたいだ
こんな話でした。
おお、ナツメ君がメイちゃんに惚れてる部分を意図的にぬくとこんなにBLになるんですね
いや、いてもBLっぽかったけど
ムラノ→ナツメ→メイみたいな話に見えたけど
ムラノは絶対ナツメに惹かれてると思うのよね
じゃないとあんな長い間絶対ナツメのソバにいないし
ナツメが留守の間、メイと二人きりで一緒にナツメの部屋にいるのよ
メイが追ってくるのが嫌といって逃げてたのに
それってあそこ離れたら、もうナツメに会えないからでしょ?
そんなBLっぽい話なのにメイはとってもいい女でした。
一番普通にいそうな人よね。
不安で不安でたまらない
だから心のよりどころを何処かに求めるってのはさ。
ムラノに恋する事で何処かで彼女は不幸になってると思う
でも、それでも離れられないってのはやっぱりムラノが優しいからだと思う
ムラノはずるいなー。でも、ムラノはわかってて優しいからどうしようもなくて逃げてるんだよね?
メイに恋してはいないから逃げる
いつかメイが自分じゃない人と幸せになれるように逃げる
本当は優しくしなかったらいいんだと思う
「おれじゃ幸せに出来ないから。距離を置く方がいい」と言いながら「おれメイをみてくる」という
一番ボロボロなメイに優しくする
だからメイはムラノを追いかけてしまうんだと思う
ムラノは拒絶しないから
で、ナツメは一番何も見えてないよね
でも、私は自分がナツメだと思うから妙に共感
誰だって認められたいよね。
世間にも同じ男であるムラノにも大好きなメイちゃんにも偉大なパパにも認められたい
こんな自分じゃ意味ないんじゃないかって焦っちゃう
でも、焦っても物事はうまくいかないし頭の中はぐちゃぐちゃで、がんじがらめで何も見えないの
そんなダメな三人が一緒にいる部屋。
ダメダメなんだけど心がとっても温かくなるお話でした。
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