「薔薇雨」見てきました。
結構好きな話でした。
相変わらず役少ないなーと思いながらも、うめちゃんがゴージャスだからいいじゃないと思って見てました。
ただ、七帆君の出番のあまりの少なさになけてきました(しょんぼり)

正塚先生のお話はわりとはずれはあにと思うのですが、登場人物少ないよねー。
わかっていても悲しいものです。
もっとたくさん男の友情があるお芝居が見たいなー。
ハードボイルド・エッグ的な役たくさんの男がいっぱいでてくるお話が見たいです。

でも作品は結構好きですよ
主人公が例え最低男であっても宝塚なんですもの、格好良く見えればいいのです

たにちゃんとうめちゃんの退団公演という事もあって本当にお話はがっつり二人でのお芝居でしたね
最後は二人で旅立つというのも退団公演らしいなと思いつつ。

本当にうめちゃん薔薇の花みたいよね
凛としてて、お美しい
うめちゃんってお転婆な女の子や戦う女性とかあくの強い女性が似合うよね
かすみ草とかよりそう系の美しさではなくてひまわりとか百合とか薔薇とか1本で輝ける美しさ

たにちゃんもいい男だよねー。
美男美女で、あれだけ美しいうめちゃんが隣にいても見劣りしない姿が本当にいいよね。
うめちゃんはかすみ草みたいによりそう感じの娘役さんには見えなかったけどたにちゃんも華があって綺麗だからより相乗効果で美しくみえるコンビさんだったんだなと実感しました

ジャスティン@大和悠河ってさ、アニメとかドラマでは人気ありそうだけどメインじゃあんまりない役だよね
何てか脇でちゃっかり人気得てそうなキャラ

たいがい主人公って、ほら苦労して愛とかを手にいれるものだからさ

何ていうか、いきなり昔の恋人に会って懐かしくて手だしてしまって、数日後には今彼に「結婚しよう!」っていう男が主人公なのはふには落ちない
ただ、でもジャスティンは格好良いしいいかなと思っちゃうのも宝塚マジック。

ジャスティンってさ、恋人にするならいいけど結婚したら絶対振り回されて彼が理解できないって思うキャラだよね
何ていうか、昔じゅりさんが演じてた男カルメンをもうちっとライトにした感じ
あそこまで自由奔放じゃないけど、でも本質はあんな感じじゃないかな?

好きなように生きたい。

ただ、それが本気だからたちが悪いっていうか何ていうか。
全力でそんな感じよね。

昔、誰かが女の子と浮気するならどの女の子も本気で愛してあげて寝る時間もおしんで楽しませてあげないと浮気なんてするものじゃないって言ってたのをふと思い出すキャラでした
まあ、確かにそれならいい男なのかな?って思えるっていうか何ていうか。

その時、その時は本気だけど、彼にとっての本気っていったいどれなの?みたいなね

どれが1番なの?みたいな感じに見える
でも、女ってそういう危険な恋もしてみたかったりするよね
もてるから浮気できるわけだし

ただ、結婚するうえでそれじゃあ嫌だよな
安定を求めるのであればジャスティンとは結婚しちゃいけないよ
そういうのをヘレン@美羽あさひは感じとってしまったのかなって思う
勿論、母親の事も一つだけど・・・決定的にこの人と結婚の考え方が違うのかなって思ってしまったっていうか

これは私だけが感じた事かもしれないし、男の人は違うのかもしれないけども何を軸にして生きてるかを考えてしまったっていうか
仕事なのか夢なのか彼女なのか結婚なのか安定なのか
夢を追いかけ続ける男を応援するのは安定を求めている彼女には辛すぎたんだろうね
夢と恋は両立できるのかもしれないけれども、でも軸が夢なら恋は多少温度が下がるよね。まして本気で夢を追い続けるのなら恋は見えない日もあるかもしれない。
恋人と自分が同じ温度でいて欲しいなら恋を軸にした相手じゃないと辛いとかそういう事なのかなと思ってました

ジャスティンは安定型ではないんだろうなと。

イヴェット@陽月華は正直どういう考え方なのかわからないけれども、それでもドラマティックさを求める女性ではありそうだなとは思う

同じ安定を求めていそうなヴィクトール@蘭寿とむと仲よくできるのは友情だからなのか、彼の中にもそういう何ていうか冒険心があるからなのかはよくわからない

ただ、ヴィクトールはジャスティンの生き方に好意は絶対持ってるよね

ちなみにジャスティンが結局、何に一番いれあげてるかは私は謎。
ヴィクトールはイヴェットであって欲しいとロマンチックな関係を望んでそうだけど、どうなのかな?
ヘレンにふられてやけ酒してたというから、やっぱり本気ではあるんだろうけど。
ジャスティンの本気ってどうも温度が低そうなのよねー。
時々物凄い高温にもなるんだけど、何ていうかそれってスリルに酔っている節があるように私は見えた

でも、その謎な部分が男前なのかなー。

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