彼はRPGの主人公(バレンシアの熱い花)
2007年7月14日 ぶたい。ようやく宙組公演「バレンシアの熱い花」を見て参りました。
お披露目&役代わり公演らしいのですが、もう新人公演も終わりようやくの観劇だったので、ラモン・カルドス@北翔海莉、ロドリーゴ・グラナドス@蘭寿とむになっておりました。
初見でこちらだったのですが、持ち味にあっててなかなか良かったのではないかなと思いました。
機会があったら、逆も見てみたいんだけれども果たしてもう1度行けるかな。
私よりも先に宝塚にはまった友人が初日に「バレンシアの熱い花」を観劇してきていて「脚本が悪い」みたいな事を言っていたので、あんまり期待せず行ってきたのですが結構私は楽しめました
期待しなかったから楽しめたのか、ストーリー的には好きな部類の話だったから楽しめたのかは微妙な所ですがキャラクターが皆格好良かったです。
ストーリーはあってない様なストーリーに思えたけれども、普通に主要メンバーのファンであれば「格好良いわ、ご贔屓」と楽しめる程度には皆格好良かったです。
何ていうかキャラ萌えをメインにしたストーリーなのかなと。
「バレンシアの熱い花」は何だかRPGゲームのお話みたいでした。
私ね、このストーリー凄い「幻想水滸伝2」ってゲームを思い出すのよ。
私はこのゲームが中学当時凄い好きでPS買って初めてプレイしたゲームで初めてRPGの面白さに没頭したゲームだった
よく出来たゲームでキャラクターがいっぱいでてきて魅力的だし、ミニゲームなんかにも力いれてるし、絵も綺麗だし、戦闘も難しくないし、面白かったんだけれども主人公が何故軍師に操り人形の様にされて何もわからないままにリーダーとして戦うのか、何故それを年長者のさらに強い者達まで何も言わずに簡単に認めるのかさっぱりわからなかった。
2だけじゃなくて、3とか4とかも結構そのあたりがあやふやだった様に思えるのよね
ただ、私の頭が悪くて大志がきちんとわからなかっただけかもしれないけれども、利用されてるだけじゃないのとか思った覚えがあるのよね
まあ、戦争なんてそんなにたいした理由はいらないと思うし民衆の怒りが爆発した時に戦争になるものだけれども、この「バレンシアの熱い花」は説明が非常に足りない気がする
民衆に理由はいらないと思う
そして、主人公も復讐に燃えた人だからそれに理由はいらないと思う
でも、復讐に燃えさせるならお父さんが死んだシーンをいれたりして父親がどう卑劣に許せない様に陥れられたのかをわかる様にした方が主人公であるフェルナンド・デルバレス@大和悠河に感情移入出来る様な気もするけど。
そして、ルカノール公爵@悠未ひろを限りなく黒に近いグレーな悪役として登場させとく
父親は彼に殺された、そう思わせるだけの何かがあると更に良いと思う
何だか薄っぺらいのよね、フェルナルドの言葉が。
でも、ただ復讐のためだけに生きている男だっていうならそれはそれで説明がつく様な気がする
でも、軍師にあたるレオン将軍@美郷真也に関しては別だと思うのよね
作戦たてた将軍が空っぽだったら、作戦は成り立たないと思うのよ
何故、舞台で主人公であるフェルナルドが頭も良い軍師兼リーダーでないのかはもう1つわからないけれども、大きな力が欲しかったという意味でレオン将軍が見方につくのはわからないでもないかもしれない
それでも、何故フェルナンドは「お前は敵の目を欺くために貴族でキラキラしとけばいい」とだけ言われてそれに従うんだろう
「その後の説明は?」って思いませんでした
それで、その後どうするんだ!それで終わったらただの阿呆貴族になってしまうよ
いくら復讐に燃えてるからってそこまで盲目にはなってないだろう・・・・?
しかも、その作戦はたぶん2年3年係りでやらないと上手くいかないと思う
一番初めの時点でレオン将軍が疑われていたらもうダメだ(笑)
レオン将軍、何故そんな不思議な作戦を!?
しかも、あの何だか三人で面白可笑しく敵をバンバン倒してる不思議な格好は誰の引き金ですか?
あれは、レオン将軍がやれって言ってやったの?
あんな事してしまったら、夜にいくら遊び歩いてきらびやかなお洋服着ていろんな人を騙くらかそうとしてても無意味じゃない?
レオン将軍が引き金じゃなかったら、我慢出来なくて自分達で先走っちゃったの?
それならそれで格好悪いうえに、レオン将軍止めなきゃいけなくない?
そんで、そこまで考えたうえでの結論、何故疑われてるフェルナンドをリスクを犯してまで味方に引き入れたの?
そこも全く語られていない
と、何だか不思議で無意味な作戦がいっぱいな気がするのよね
あれじゃあ、軍師が軍師として機能してないじゃないのよ!
でも、何だか訳がわからなかったけど楽しめた
一つ一つのイベント自体は結構好きだったからってのが一番大きな理由かな?
決闘シーンにしろ、愛を歌うシーンにしろ、闇討ちにしろ、祭りにしろ、慟哭にしろ一つ一つは結構楽しんだんだけど繋げたらばらばらだっていうやつなのかしら?
ゲームになら、結構ありがちだからこういうのに私なれているのやもな。
あとは、ジェンヌさんの力押しが勝ったんだと思う。
皆、やってる事は結構不思議だったのに魅力的だった
あえて、私がそれでも「そりゃあないだろう」ってこの舞台に突っ込むとしたら最後だ
ロドリーゴの恋人シルヴィア@美羽あさひは本当に死んだのよね?
イサベラ@陽月華と同じ意味じゃないわよね?
自分から一生会えないという形で去っていったって意味じゃないよね?
辱められて復讐をするためだけに生きながらえた女が、自分を許せずに最後に死んでしまうのと、寄り添えないから別れを言いにきた女とでは全く意味が違うんじゃないですかね。。。
あれはない方が正直良かったな。
正しい意味でイサベラが本当に死んでしまったのならこの終わり方でもいいけれども・・・違うよな。
最後をバットエンドにした理由が私にはわからなかった
私が見た回はもう七帆ひかる君が休演されてました
どうやら好演だったので、非常に残念です
私、しかし彼女のお顔がもう1つ見分けられなくて前回の「竜馬伝」の時彼女が何の役をしているのか途中までわからなかったんですよ、ごめんなさい。
なので、休演を知らずに何の前知識もなく観劇していたものだから「いない!いない!何で?またなの?」と一人でプチパニックを起こしておりました
その後急いで、パンフを見たらドン・ファン・カルデロと書いていて「あれ?ちぎちゃんだったよな」とまた一人でプチパニックを起していました
だって、いくら何でもえりたんとちぎちゃん間違ってたらねぇ
ちぎちゃんも非常に頑張って体当たりでカルデロをしておりました
代役だって気付かなかったのだから、立派なものだったと思います(もともと私は鈍いですが)
えりたんには焦らずゆっくり休養して欲しいけれども、えりたんのカルデロも見たいなっていうのが今の心理状態です
大変だな、ジェンヌさんって。
頑張って欲しいです。
お披露目&役代わり公演らしいのですが、もう新人公演も終わりようやくの観劇だったので、ラモン・カルドス@北翔海莉、ロドリーゴ・グラナドス@蘭寿とむになっておりました。
初見でこちらだったのですが、持ち味にあっててなかなか良かったのではないかなと思いました。
機会があったら、逆も見てみたいんだけれども果たしてもう1度行けるかな。
私よりも先に宝塚にはまった友人が初日に「バレンシアの熱い花」を観劇してきていて「脚本が悪い」みたいな事を言っていたので、あんまり期待せず行ってきたのですが結構私は楽しめました
期待しなかったから楽しめたのか、ストーリー的には好きな部類の話だったから楽しめたのかは微妙な所ですがキャラクターが皆格好良かったです。
ストーリーはあってない様なストーリーに思えたけれども、普通に主要メンバーのファンであれば「格好良いわ、ご贔屓」と楽しめる程度には皆格好良かったです。
何ていうかキャラ萌えをメインにしたストーリーなのかなと。
「バレンシアの熱い花」は何だかRPGゲームのお話みたいでした。
私ね、このストーリー凄い「幻想水滸伝2」ってゲームを思い出すのよ。
私はこのゲームが中学当時凄い好きでPS買って初めてプレイしたゲームで初めてRPGの面白さに没頭したゲームだった
よく出来たゲームでキャラクターがいっぱいでてきて魅力的だし、ミニゲームなんかにも力いれてるし、絵も綺麗だし、戦闘も難しくないし、面白かったんだけれども主人公が何故軍師に操り人形の様にされて何もわからないままにリーダーとして戦うのか、何故それを年長者のさらに強い者達まで何も言わずに簡単に認めるのかさっぱりわからなかった。
2だけじゃなくて、3とか4とかも結構そのあたりがあやふやだった様に思えるのよね
ただ、私の頭が悪くて大志がきちんとわからなかっただけかもしれないけれども、利用されてるだけじゃないのとか思った覚えがあるのよね
まあ、戦争なんてそんなにたいした理由はいらないと思うし民衆の怒りが爆発した時に戦争になるものだけれども、この「バレンシアの熱い花」は説明が非常に足りない気がする
民衆に理由はいらないと思う
そして、主人公も復讐に燃えた人だからそれに理由はいらないと思う
でも、復讐に燃えさせるならお父さんが死んだシーンをいれたりして父親がどう卑劣に許せない様に陥れられたのかをわかる様にした方が主人公であるフェルナンド・デルバレス@大和悠河に感情移入出来る様な気もするけど。
そして、ルカノール公爵@悠未ひろを限りなく黒に近いグレーな悪役として登場させとく
父親は彼に殺された、そう思わせるだけの何かがあると更に良いと思う
何だか薄っぺらいのよね、フェルナルドの言葉が。
でも、ただ復讐のためだけに生きている男だっていうならそれはそれで説明がつく様な気がする
でも、軍師にあたるレオン将軍@美郷真也に関しては別だと思うのよね
作戦たてた将軍が空っぽだったら、作戦は成り立たないと思うのよ
何故、舞台で主人公であるフェルナルドが頭も良い軍師兼リーダーでないのかはもう1つわからないけれども、大きな力が欲しかったという意味でレオン将軍が見方につくのはわからないでもないかもしれない
それでも、何故フェルナンドは「お前は敵の目を欺くために貴族でキラキラしとけばいい」とだけ言われてそれに従うんだろう
「その後の説明は?」って思いませんでした
それで、その後どうするんだ!それで終わったらただの阿呆貴族になってしまうよ
いくら復讐に燃えてるからってそこまで盲目にはなってないだろう・・・・?
しかも、その作戦はたぶん2年3年係りでやらないと上手くいかないと思う
一番初めの時点でレオン将軍が疑われていたらもうダメだ(笑)
レオン将軍、何故そんな不思議な作戦を!?
しかも、あの何だか三人で面白可笑しく敵をバンバン倒してる不思議な格好は誰の引き金ですか?
あれは、レオン将軍がやれって言ってやったの?
あんな事してしまったら、夜にいくら遊び歩いてきらびやかなお洋服着ていろんな人を騙くらかそうとしてても無意味じゃない?
レオン将軍が引き金じゃなかったら、我慢出来なくて自分達で先走っちゃったの?
それならそれで格好悪いうえに、レオン将軍止めなきゃいけなくない?
そんで、そこまで考えたうえでの結論、何故疑われてるフェルナンドをリスクを犯してまで味方に引き入れたの?
そこも全く語られていない
と、何だか不思議で無意味な作戦がいっぱいな気がするのよね
あれじゃあ、軍師が軍師として機能してないじゃないのよ!
でも、何だか訳がわからなかったけど楽しめた
一つ一つのイベント自体は結構好きだったからってのが一番大きな理由かな?
決闘シーンにしろ、愛を歌うシーンにしろ、闇討ちにしろ、祭りにしろ、慟哭にしろ一つ一つは結構楽しんだんだけど繋げたらばらばらだっていうやつなのかしら?
ゲームになら、結構ありがちだからこういうのに私なれているのやもな。
あとは、ジェンヌさんの力押しが勝ったんだと思う。
皆、やってる事は結構不思議だったのに魅力的だった
あえて、私がそれでも「そりゃあないだろう」ってこの舞台に突っ込むとしたら最後だ
ロドリーゴの恋人シルヴィア@美羽あさひは本当に死んだのよね?
イサベラ@陽月華と同じ意味じゃないわよね?
自分から一生会えないという形で去っていったって意味じゃないよね?
辱められて復讐をするためだけに生きながらえた女が、自分を許せずに最後に死んでしまうのと、寄り添えないから別れを言いにきた女とでは全く意味が違うんじゃないですかね。。。
あれはない方が正直良かったな。
正しい意味でイサベラが本当に死んでしまったのならこの終わり方でもいいけれども・・・違うよな。
最後をバットエンドにした理由が私にはわからなかった
私が見た回はもう七帆ひかる君が休演されてました
どうやら好演だったので、非常に残念です
私、しかし彼女のお顔がもう1つ見分けられなくて前回の「竜馬伝」の時彼女が何の役をしているのか途中までわからなかったんですよ、ごめんなさい。
なので、休演を知らずに何の前知識もなく観劇していたものだから「いない!いない!何で?またなの?」と一人でプチパニックを起こしておりました
その後急いで、パンフを見たらドン・ファン・カルデロと書いていて「あれ?ちぎちゃんだったよな」とまた一人でプチパニックを起していました
だって、いくら何でもえりたんとちぎちゃん間違ってたらねぇ
ちぎちゃんも非常に頑張って体当たりでカルデロをしておりました
代役だって気付かなかったのだから、立派なものだったと思います(もともと私は鈍いですが)
えりたんには焦らずゆっくり休養して欲しいけれども、えりたんのカルデロも見たいなっていうのが今の心理状態です
大変だな、ジェンヌさんって。
頑張って欲しいです。
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