ふとした疑問やら何やら(明智小五郎の事件簿―黒蜥蜴)
2007年2月11日 ぶたい。何か自分的に良作だと思える公演がなかなか来ないなと思う今日この頃。
次に観劇するのは「MA」なので宝塚は関係ないし。
宝塚で何か面白い作品はないものかと最近思ってます。
バウまで足を伸ばしてみるべきかしら?
気になるのは「舞姫」ぐらいかな。。。でも。
面白くなくても、自分的に燃え上がれたらいいんだけど(笑)
この先ネタバレ有り。一応ミステリーなのでね。
始まり方は非常に良かったんですよ、黒蜥蜴@桜乃彩音
何処もかしこも書いてますが「僕」とか言ってしまって、格好良かったんですよ
雨宮潤一@真飛聖の事「じゅんちゃん」と呼んで子ども扱いするところとか私的にはつぼだったんだけどね
どんどん可愛らしくなっちゃって最後は純情なだけのナルシーな女の子になってたよ
つんでれの女の子書くつもりで書いて、つんを始めはいっぱいにしてたんだけど最終的にはつんでれじゃなくてでれだけの女の子になってしまった感じがするわ。
あれじゃあ、別人だわさ
あんなに純情じゃつんつんにはなれなかったでしょうに。
私的に萌えポイントを作るのなら年齢を明確に18歳(なんですよね?)と言ってしまって、大人を手の上でコロコロと転がす美少女という設定のもとお芝居をやって欲しかったな。
いくつのつもりか初見だとさっぱり私はわからなかった。
最後になってやっと、ああ若かったんだという具合でしたよ。
冷たくてナイフの様な美少女が何も恐れず大の大人の男を簡単に手の上で転がすお話。
本当は大人な女の話だけど少女の様な純情を持ってるのよね?
逆にしちゃえばいいじゃない?
強い女よ、若いのに自分一人の手でのしあがってきた美少女よ
弱音なんて絶対吐くはずもない、誰の目の前でも絶対に。
一人の時だけ、少女に戻れるの。無垢で優しくて人を傷つけた事に涙する少女に。
あの楽園でのみ兄に守られていた儚い可愛い少女でいられるの
雨宮はそれに気付いて惚れていけばいいんじゃない
言ってるだけじゃなくて、目のあたりにさせてやれよ
出番短いよ
もっと見せ場作ってやれよ
弱い彼女に気付いてしまい「俺が守ってやる」そう思って強く惹かれてるのに、彼女にはそれが何一つ届かない、彼女にはそれが信じられない
他人を信じようとはしない
弱い自分をさらけ出す事が出来ないから
少女の心を守るためには強くいないといけないから。
でも、本当は何より人を信じたい
無垢に何一つ疑わずに生きようと望んでいる
二つの心で困惑して、雨宮を突き放すのよ
彼じゃあ信じれない
彼は普通の優しい人だから、彼といるのでは全てが共倒れしてしまう
自分は強くないといけない
だから、突き放すの
生半可な優しさは弱さなだけであって彼女にとっては愛にはなれない
彼女が欲しいのは兄の様な自分を蕩かす優しさと強さなんじゃないのかな?
それが欲しいから、兄の様になろうとする
自分の楽園を作り、優しさに浸してやる
幸せなだけの空間
不幸な人間がただ安らげる場所
無償の愛
そして、自分は強くなる
楽園にいる人間がこうありたい自分
だから、彼女は楽園を守る
兄という場所に守られ無償の愛をただ受けるだけでよい自分
ただ、純粋に兄を慕い兄に守られて楽しく生きたかった
彼女の目に映る兄という存在@春野寿美礼
でも、本当に楽園を潰すのは本当の兄の存在。
彼を目指し作った楽園が彼の存在で黒蜥蜴共々消えていく
私は原作を全く知らないので受け取り方は何なんですが、こうだったらいいなと思ったよ。
始めの登場シーンは本当に良かったのよ
低い声で「じゅんちゃん」ってね
途中で妹キャラになってしまって凄く残念なんですよ
濃厚にラヴシーンしてもいいから、それは駆け引き上のものにして欲しかったな
兄妹設定も別に私はどうって事思わない。
でも「結婚して下さい」はなしにしよう。
そうじゃないと明智小五郎という存在が無様だ
何処かで彼には妹だと気付いていただこう。
途中までは愛していて全然OKだろう。
似た存在に心を奪われる二人。
でも、兄妹だと気付く事で兄の愛は恋愛ではなく無償の愛に変化する
妹をただ止めようとする
それなら、波越警部@壮一帆に「正義のためじゃない」と口走っても変ではない
ミスで黒蜥蜴がこまを落とすのでも何でもいい
明智小五郎が妹だという事に気付き、この楽園の存在をただ否定すればいい。
始めは恋のために傷つき、それでも強くせせら笑う彼女を本当の名前で呼んでやる。自分が兄だと分からせる。そして、そのうえでこの作ってきた楽園を過ちだと言い切る。
そうすれば、彼女は自分の存在を否定され命をおとしてしまえる
何より信じて何より愛して模写した世界を、本物に全否定される
彼女はその世界でだけ生きているんだから、何よりも純粋な彼女はその言葉によって命をおとす
最後はあの終わり方で良いと思うのよ。
明智さんにとって一つの事件であったという終わり方で良いと思う。
私ね、黒蜥蜴が「貴方は生きて」と言っている意味がわからないのよ。
別に一緒に心中でも良いと思うんだけど、何で?
黒蜥蜴が死ぬ事で明智さんが得する事といえば、これからも明智小五郎として事件が解ける事?
名声が手に入る事?
それだけなのかしら?
難しいな黒蜥蜴。
次に観劇するのは「MA」なので宝塚は関係ないし。
宝塚で何か面白い作品はないものかと最近思ってます。
バウまで足を伸ばしてみるべきかしら?
気になるのは「舞姫」ぐらいかな。。。でも。
面白くなくても、自分的に燃え上がれたらいいんだけど(笑)
この先ネタバレ有り。一応ミステリーなのでね。
始まり方は非常に良かったんですよ、黒蜥蜴@桜乃彩音
何処もかしこも書いてますが「僕」とか言ってしまって、格好良かったんですよ
雨宮潤一@真飛聖の事「じゅんちゃん」と呼んで子ども扱いするところとか私的にはつぼだったんだけどね
どんどん可愛らしくなっちゃって最後は純情なだけのナルシーな女の子になってたよ
つんでれの女の子書くつもりで書いて、つんを始めはいっぱいにしてたんだけど最終的にはつんでれじゃなくてでれだけの女の子になってしまった感じがするわ。
あれじゃあ、別人だわさ
あんなに純情じゃつんつんにはなれなかったでしょうに。
私的に萌えポイントを作るのなら年齢を明確に18歳(なんですよね?)と言ってしまって、大人を手の上でコロコロと転がす美少女という設定のもとお芝居をやって欲しかったな。
いくつのつもりか初見だとさっぱり私はわからなかった。
最後になってやっと、ああ若かったんだという具合でしたよ。
冷たくてナイフの様な美少女が何も恐れず大の大人の男を簡単に手の上で転がすお話。
本当は大人な女の話だけど少女の様な純情を持ってるのよね?
逆にしちゃえばいいじゃない?
強い女よ、若いのに自分一人の手でのしあがってきた美少女よ
弱音なんて絶対吐くはずもない、誰の目の前でも絶対に。
一人の時だけ、少女に戻れるの。無垢で優しくて人を傷つけた事に涙する少女に。
あの楽園でのみ兄に守られていた儚い可愛い少女でいられるの
雨宮はそれに気付いて惚れていけばいいんじゃない
言ってるだけじゃなくて、目のあたりにさせてやれよ
出番短いよ
もっと見せ場作ってやれよ
弱い彼女に気付いてしまい「俺が守ってやる」そう思って強く惹かれてるのに、彼女にはそれが何一つ届かない、彼女にはそれが信じられない
他人を信じようとはしない
弱い自分をさらけ出す事が出来ないから
少女の心を守るためには強くいないといけないから。
でも、本当は何より人を信じたい
無垢に何一つ疑わずに生きようと望んでいる
二つの心で困惑して、雨宮を突き放すのよ
彼じゃあ信じれない
彼は普通の優しい人だから、彼といるのでは全てが共倒れしてしまう
自分は強くないといけない
だから、突き放すの
生半可な優しさは弱さなだけであって彼女にとっては愛にはなれない
彼女が欲しいのは兄の様な自分を蕩かす優しさと強さなんじゃないのかな?
それが欲しいから、兄の様になろうとする
自分の楽園を作り、優しさに浸してやる
幸せなだけの空間
不幸な人間がただ安らげる場所
無償の愛
そして、自分は強くなる
楽園にいる人間がこうありたい自分
だから、彼女は楽園を守る
兄という場所に守られ無償の愛をただ受けるだけでよい自分
ただ、純粋に兄を慕い兄に守られて楽しく生きたかった
彼女の目に映る兄という存在@春野寿美礼
でも、本当に楽園を潰すのは本当の兄の存在。
彼を目指し作った楽園が彼の存在で黒蜥蜴共々消えていく
私は原作を全く知らないので受け取り方は何なんですが、こうだったらいいなと思ったよ。
始めの登場シーンは本当に良かったのよ
低い声で「じゅんちゃん」ってね
途中で妹キャラになってしまって凄く残念なんですよ
濃厚にラヴシーンしてもいいから、それは駆け引き上のものにして欲しかったな
兄妹設定も別に私はどうって事思わない。
でも「結婚して下さい」はなしにしよう。
そうじゃないと明智小五郎という存在が無様だ
何処かで彼には妹だと気付いていただこう。
途中までは愛していて全然OKだろう。
似た存在に心を奪われる二人。
でも、兄妹だと気付く事で兄の愛は恋愛ではなく無償の愛に変化する
妹をただ止めようとする
それなら、波越警部@壮一帆に「正義のためじゃない」と口走っても変ではない
ミスで黒蜥蜴がこまを落とすのでも何でもいい
明智小五郎が妹だという事に気付き、この楽園の存在をただ否定すればいい。
始めは恋のために傷つき、それでも強くせせら笑う彼女を本当の名前で呼んでやる。自分が兄だと分からせる。そして、そのうえでこの作ってきた楽園を過ちだと言い切る。
そうすれば、彼女は自分の存在を否定され命をおとしてしまえる
何より信じて何より愛して模写した世界を、本物に全否定される
彼女はその世界でだけ生きているんだから、何よりも純粋な彼女はその言葉によって命をおとす
最後はあの終わり方で良いと思うのよ。
明智さんにとって一つの事件であったという終わり方で良いと思う。
私ね、黒蜥蜴が「貴方は生きて」と言っている意味がわからないのよ。
別に一緒に心中でも良いと思うんだけど、何で?
黒蜥蜴が死ぬ事で明智さんが得する事といえば、これからも明智小五郎として事件が解ける事?
名声が手に入る事?
それだけなのかしら?
難しいな黒蜥蜴。
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